秋のイベント、講座いっぱいです!そよかぜ10月18日号です
こんにちは。今年の秋、季節の変わり目の何とやらで、風邪気味のまっちゃこと、池田勝です。
環境学習のメールマガジン「そよかぜ」のきまぐれ号。
今号も、情報満載でお送りします。
今週も台風がやってくるようです。イベント実施やご来場の際は、交通等お気をつけてください。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
滋賀の環境学習メールマガジン(2013.10.18発行)
そ よ か ぜ 「きまぐれ通信」
発行:琵琶湖博物館 環境学習センター
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
(号外)環境学習に関する情報を、きまぐれにお届けします
+------+
|もくじ+-----------------------------------------------------
+------+
1. ビワマス博士・桑原所長のコラム
2. 10月から11月の参加イベント
3. 博物館・講座、など
4. 助成金・募集、など
*-----------------------------------------------------------*
予約などについてご確認の上、各イベントにお出かけください。
+---+
| 1 + ビワマス博士・桑原所長のコラム
+---+-------------------------------
えび豆 -スジエビ-
みなさんは、スジエビというエビをご存知でしょうか。釣りをする方には
シラサエビと言う方が通りがいいかもしれません。体全体が透明で、頭部(実
際には頭胸部と言いますが)や、腹部の節目に黒く目立つ筋を持つことから
「スジエビ」と名付けられたようです。
スジエビは、釣りの生き餌としてもたいへんよく使われますが、湖国では
食材としても重要な地位を占めています。特に、大豆と一緒に醤油と酒、砂
糖で炊き合わせた「えび豆」は湖国の名産として知られています。「えびの
ように腰が曲がるまで長生きをしてまめに働けるように」と言うことで、ハ
レの日の料理として使われることも多いようですが、普段のおかずとしても
各家庭でよく食べられています。ただ、スジエビは「額角」と呼ばれる硬く
て鋭い角を持っていますので、食べるときは気をつけないと口の中に刺さる
ことがあります。えび豆以外にも、さくさくした食感がたまらないかき揚げ
や、スジエビのうまみを凝縮した佃煮なども見逃せません。
このスジエビ、秋から春にかけて沖曳き網(底引き網の一種)やえりなどで
漁獲されます。釣りブームとも相まって、昭和51年には1400tを超える漁獲
量がありましたが、平成23年には40t程度にまで激減してしまいました。琵
琶湖では、鮒鮨の原料となるニゴロブナをはじめとして、湖国を代表する食
材となる魚介類の多くが減少してしまいました。スジエビを含め、これらの
魚介類がまたたくさん獲れるようにしていきたいものですね。
+---+
| 2 + 10月から11月の参加イベント
+---+-------------------------------
1. 洗堰レトロカフェ
日時:10/19(土) 11:00-17:00、10/25(金) 15:00-16:45
場所:ピクニックデッキ、旧洗堰上 (大津市)
問合せ:ウォーターステーション琵琶 流域連携支援室 TEL:077-536-3520
http://www.water-station.jp/images/whatsnew/524cfa4caa4ad.jpg
関連記事