淡海こどもエコクラブ活動ポスター展です
こんにちは。琵琶湖博物館 環境学習センターのまっちゃこと池田勝です。

先日、淡海こどもエコクラブ活動交流会の様子をお知らせしました。
そして、新年1/2(金)から、子どもたちの活動の様子を見ていただける壁新聞ポスターの展示を行います。
1/18(日)まで、琵琶湖博物館 アトリウムの新空間で行っております。
アトリウムは無料空間ですし、駐車券も出ますので、烏丸半島方面にこられましたら、ぜひお立ち寄りください。
現在の展示は、
・油日小学校エコ委員会
・瀬田北中学校科学部
・多賀町アストロクラブ
・ぼてじゃこワンパク塾
・たまて林の会
の5クラブの展示です。
期間中にドンドン増えていく予定ですので、増え次第お知らせしていきます!
今年もあと3日。たくさんの方にお世話になって、いろんな環境学習が実施できました。
また、たくさんのイベントに顔を出させていただいて、たくさんのつながりが出来、私自身学ぶこと、驚くこと、うれしいことがいっぱいの1年でした。
また、来年もたくさんの環境学習を通しての笑顔をつくっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
たくさんの方に感謝して。よいお年を。

先日、淡海こどもエコクラブ活動交流会の様子をお知らせしました。
そして、新年1/2(金)から、子どもたちの活動の様子を見ていただける壁新聞ポスターの展示を行います。
1/18(日)まで、琵琶湖博物館 アトリウムの新空間で行っております。
アトリウムは無料空間ですし、駐車券も出ますので、烏丸半島方面にこられましたら、ぜひお立ち寄りください。
現在の展示は、
・油日小学校エコ委員会
・瀬田北中学校科学部
・多賀町アストロクラブ
・ぼてじゃこワンパク塾
・たまて林の会
の5クラブの展示です。
期間中にドンドン増えていく予定ですので、増え次第お知らせしていきます!
今年もあと3日。たくさんの方にお世話になって、いろんな環境学習が実施できました。
また、たくさんのイベントに顔を出させていただいて、たくさんのつながりが出来、私自身学ぶこと、驚くこと、うれしいことがいっぱいの1年でした。
また、来年もたくさんの環境学習を通しての笑顔をつくっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
たくさんの方に感謝して。よいお年を。
12/9はちこあそでした~
こんにちは。琵琶湖博物館 環境学習センターのまっちゃこと池田勝です。
子どもたちも冬休みに入り、博物館でも注連縄づくりや門松づくりと、年末を感じています。
(年末ですが、やることいっぱいで、今年中に終わらない~と思うこと多数。毎年こんな感じですね)
先日の12/9(火)に「ちっちゃなこどものしぜんあそび」”ちこあそ”を実施していたのですが、イベント続きで報告ができていませんでした。
写真ばかりですが、その時の様子をお知らせします。
当日は、晴れるような曇りのような、雨のような、不思議な天気でした。
毎回来てくださる方、新しく申込みくださった方など、定員を超えて15組の方でにぎやかに始まりました。
始まるのも、ゆるーく、10時はとうに過ぎていました。

まずは、いつものルーペでの観察
何をみんなで見てるのかな?
子どもたちは、自分専用にルーペを持てるのがうれしい様子で、いろんなものを何度も繰り返し見ています。

森でも小さな発見。ルーペで見ています。

葉っぱの広場で、タンポポの綿毛をフー。種は風と一緒に飛んでいったかな?

何をしているのでしょう?ブラシでお掃除中?
みんなに食べてもらう、サトイモをバケツの中で洗っているんです。
ゴロゴロ、ゴロゴロ、ボコボコ、ゴトゴトしていると、サトイモがいつの間にかきれいになるんです。
今回は、親イモを食べることにしました。
(お店では子イモを売っているそうですが、親イモも美味しいのです)

カマドでサトイモのお汁を作るには、火が必要です。
火吹き竹で、思いっきりフー、フー、フー!初体験、なかなか難しいです。

お母さんも一緒になって、フー、フー、フー
写真を見ると、激しく燃えていますね。ヤケドと火事に注意です。
最近の家庭では、IHやエアコンになって火を見ることができない子どもも増えています。
火の怖さや大事さ、必要性を知る機会になってくれたかな。

サトイモのお味噌汁の写真は、撮り忘れてしまいました。
代わりに、かき餅の写真です。
バンダナおじさんが、揚げる度に、子どもたちがパクパク。お家の方もパクパク。そのうち、揚げるのを待ち切れず行列ができていました。
博物館で出来たり、取れたものをそのまま汁にしたり、揚げたりして食べてもらっているので、本当に素朴なものですが、子どもたちは喜んで食べています。
「家庭では嫌いと言っているものも、ここに来ると喜んで食べる!」とお話されるお母さんもおられ、食を伝える機会にもなっているのかなぁと思います。

昼食後には、生活実験工房の裏の森へ散歩に出かけました。
ツバキの殻が落ちていたのを拾った二人。コマにして遊んでいました。

堆肥置場を掘ると・・・
ノソノソ、モゾモゾ、カブトムシの幼虫が出てきました。コガネムシの幼虫もたっぷり。
(うひゃーと、おっかなびっくりのお母さんも遠目で興味津々でした)

また原っぱから。今回は、虹が見えました。
ラッキーなことに、なんと、2本もかかっているんです。写真では見えないかなぁ。

絵本を読んでくださるお母さんも。自由に過ごしてくださるのが、うれしいですね。

スタッフのコジーと子どもたち。何を指しているんでしょうね。

ツワブキの葉っぱで変身。毎回、まっちゃ仮面も登場しています。

みんなでほっこり。ゆるやかな時間が流れました。
こんな感じで遊んで、自然に触れて、過ごしています。
今年参加くださった皆さん、ありがとうございます。またスタッフの皆さんにも毎回感謝です。
来年もよろしくお願いします。
次は1/14(水)に実施予定です。このブログで募集を年明けにお知らせしますね。
では、よいお年を!
子どもたちも冬休みに入り、博物館でも注連縄づくりや門松づくりと、年末を感じています。
(年末ですが、やることいっぱいで、今年中に終わらない~と思うこと多数。毎年こんな感じですね)
先日の12/9(火)に「ちっちゃなこどものしぜんあそび」”ちこあそ”を実施していたのですが、イベント続きで報告ができていませんでした。
写真ばかりですが、その時の様子をお知らせします。
当日は、晴れるような曇りのような、雨のような、不思議な天気でした。
毎回来てくださる方、新しく申込みくださった方など、定員を超えて15組の方でにぎやかに始まりました。
始まるのも、ゆるーく、10時はとうに過ぎていました。

まずは、いつものルーペでの観察
何をみんなで見てるのかな?
子どもたちは、自分専用にルーペを持てるのがうれしい様子で、いろんなものを何度も繰り返し見ています。

森でも小さな発見。ルーペで見ています。

葉っぱの広場で、タンポポの綿毛をフー。種は風と一緒に飛んでいったかな?

何をしているのでしょう?ブラシでお掃除中?
みんなに食べてもらう、サトイモをバケツの中で洗っているんです。
ゴロゴロ、ゴロゴロ、ボコボコ、ゴトゴトしていると、サトイモがいつの間にかきれいになるんです。
今回は、親イモを食べることにしました。
(お店では子イモを売っているそうですが、親イモも美味しいのです)

カマドでサトイモのお汁を作るには、火が必要です。
火吹き竹で、思いっきりフー、フー、フー!初体験、なかなか難しいです。

お母さんも一緒になって、フー、フー、フー
写真を見ると、激しく燃えていますね。ヤケドと火事に注意です。
最近の家庭では、IHやエアコンになって火を見ることができない子どもも増えています。
火の怖さや大事さ、必要性を知る機会になってくれたかな。

サトイモのお味噌汁の写真は、撮り忘れてしまいました。
代わりに、かき餅の写真です。
バンダナおじさんが、揚げる度に、子どもたちがパクパク。お家の方もパクパク。そのうち、揚げるのを待ち切れず行列ができていました。
博物館で出来たり、取れたものをそのまま汁にしたり、揚げたりして食べてもらっているので、本当に素朴なものですが、子どもたちは喜んで食べています。
「家庭では嫌いと言っているものも、ここに来ると喜んで食べる!」とお話されるお母さんもおられ、食を伝える機会にもなっているのかなぁと思います。

昼食後には、生活実験工房の裏の森へ散歩に出かけました。
ツバキの殻が落ちていたのを拾った二人。コマにして遊んでいました。

堆肥置場を掘ると・・・
ノソノソ、モゾモゾ、カブトムシの幼虫が出てきました。コガネムシの幼虫もたっぷり。
(うひゃーと、おっかなびっくりのお母さんも遠目で興味津々でした)

また原っぱから。今回は、虹が見えました。
ラッキーなことに、なんと、2本もかかっているんです。写真では見えないかなぁ。

絵本を読んでくださるお母さんも。自由に過ごしてくださるのが、うれしいですね。

スタッフのコジーと子どもたち。何を指しているんでしょうね。

ツワブキの葉っぱで変身。毎回、まっちゃ仮面も登場しています。

みんなでほっこり。ゆるやかな時間が流れました。
こんな感じで遊んで、自然に触れて、過ごしています。
今年参加くださった皆さん、ありがとうございます。またスタッフの皆さんにも毎回感謝です。
来年もよろしくお願いします。
次は1/14(水)に実施予定です。このブログで募集を年明けにお知らせしますね。
では、よいお年を!
年末年始のイベントたっぷりでお届け メールマガジンそよかぜです
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
滋賀の環境学習メールマガジン(2014.12.19発行)
そ よ か ぜ 「きまぐれ通信」
発行:琵琶湖博物館 環境学習センター
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
(号外)環境学習に関する情報を、きまぐれにお届けします
+------+
|もくじ+-----------------------------------------------------
+------+
1. ビワマス博士・桑原所長のコラム
2. 12月から1月の参加イベント
3. 博物館・講座、など
4. 助成金・募集、など
*-----------------------------------------------------------*
予約などについてご確認の上、各イベントにお出かけください。
◇滋賀県冬の節電ウォームアクション2014-2015◇
-家庭で、職場で、県民みんなで取り組む節電対策-
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/new-energy/setsuden/2014-2015huyu.html
+---+
| 1 + ビワマス博士・桑原所長のコラム
+---+-------------------------------
湖魚を食べるということ
そろそろ、多くの湖魚がおいしい時期になってきました。これから春にかけ
て、氷魚にイサザ、アユにスジエビ、ニゴロブナにホンモロコ等々。いろいろ
な種類の湖魚が漁獲され、川魚屋さんに並ぶようになります。
さて、この時期一番おいしい湖魚は何でしょうか。まずは、氷魚ではないで
しょうか。釜揚げにして二杯酢で食べると、つるっとした舌触り、噛むとじん
わりと地味が出てきてとってもおいしいものです。私が琵琶湖文化館に就職し
たばかりの30年ほど前、この時期仲買さんのところへ展示用に氷魚を買いに行
くことがありました。ところが、1kg20,000円から30,000円もするので、100g
とか200gという買い方をしていました。当時は、養殖用の種苗として全国に出
荷されていましたので、これほどの高値で取引されていたのです。ですから、
これを食べるなんてもってのほかといった感じでした。今では、全国シェアも
下がってしまい、生きた状態でも浜値で数千円。ちょっとだぶつくと鮮魚とし
て出荷され、手ごろな価格で私たちの食卓にも上るようになりました。
この時期のもう一方の雄(ゆう)というと、イサザがあげられるでしょう。冲
曳きで獲れたイサザは骨が柔らかくじゅんじゅんでも唐揚げでも、また佃煮に
してもおいしくいただくことができます。かつては500tほどの漁獲量があり、
1kg500円程度で買うことができましたので、機会があればたくさん買って、仲
間と一緒にすき焼きにしてよく食べたものでした。ところが、ここ20年近く年
変動は多少あるもののほとんど獲れなくなり、値段も高くなって食べる機会も
無くなってしまいました。昨年は少し多く獲れたようですが、漁師さんたちは
なかなか売れずにもてあましていました。獲れなかった時期が長く、一般の人
にとっては身近な魚では無くなっていたのかもしれません。
旬の湖魚をおいしくいただきながら、漁に関わる人たちもみんな潤ってい
く、そんな環境にみんなで戻していきたいものです。
続きを読む
滋賀の環境学習メールマガジン(2014.12.19発行)
そ よ か ぜ 「きまぐれ通信」
発行:琵琶湖博物館 環境学習センター
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2. 12月から1月の参加イベント
3. 博物館・講座、など
4. 助成金・募集、など
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予約などについてご確認の上、各イベントにお出かけください。
◇滋賀県冬の節電ウォームアクション2014-2015◇
-家庭で、職場で、県民みんなで取り組む節電対策-
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湖魚を食べるということ
そろそろ、多くの湖魚がおいしい時期になってきました。これから春にかけ
て、氷魚にイサザ、アユにスジエビ、ニゴロブナにホンモロコ等々。いろいろ
な種類の湖魚が漁獲され、川魚屋さんに並ぶようになります。
さて、この時期一番おいしい湖魚は何でしょうか。まずは、氷魚ではないで
しょうか。釜揚げにして二杯酢で食べると、つるっとした舌触り、噛むとじん
わりと地味が出てきてとってもおいしいものです。私が琵琶湖文化館に就職し
たばかりの30年ほど前、この時期仲買さんのところへ展示用に氷魚を買いに行
くことがありました。ところが、1kg20,000円から30,000円もするので、100g
とか200gという買い方をしていました。当時は、養殖用の種苗として全国に出
荷されていましたので、これほどの高値で取引されていたのです。ですから、
これを食べるなんてもってのほかといった感じでした。今では、全国シェアも
下がってしまい、生きた状態でも浜値で数千円。ちょっとだぶつくと鮮魚とし
て出荷され、手ごろな価格で私たちの食卓にも上るようになりました。
この時期のもう一方の雄(ゆう)というと、イサザがあげられるでしょう。冲
曳きで獲れたイサザは骨が柔らかくじゅんじゅんでも唐揚げでも、また佃煮に
してもおいしくいただくことができます。かつては500tほどの漁獲量があり、
1kg500円程度で買うことができましたので、機会があればたくさん買って、仲
間と一緒にすき焼きにしてよく食べたものでした。ところが、ここ20年近く年
変動は多少あるもののほとんど獲れなくなり、値段も高くなって食べる機会も
無くなってしまいました。昨年は少し多く獲れたようですが、漁師さんたちは
なかなか売れずにもてあましていました。獲れなかった時期が長く、一般の人
にとっては身近な魚では無くなっていたのかもしれません。
旬の湖魚をおいしくいただきながら、漁に関わる人たちもみんな潤ってい
く、そんな環境にみんなで戻していきたいものです。
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淡海こどもエコクラブ活動交流会2014の報告です
こんにちは。琵琶湖博物館 環境学習センターのまっちゃこと池田勝です。
12/14(日)に、琵琶湖博物館にて、今年度の「淡海こどもエコクラブ活動交流会」を実施いたしました。
当日は、160名以上の子ども達とサポーターの方が集まってくださり、とっても賑やかな交流会となりました。
※こどもエコクラブって?・・・幼児(3歳)から高校生までならだれでも参加できる環境活動のクラブです。子どもたちが、人と環境の関わりについて幅広い理解を深め、地域の環境保全活動の環を広げることを目的にしています。
滋賀県では、140以上のクラブで、約5200名の子どもたちと500名以上のサポーターが活動をしています。
今回の参加クラブは13団体。昨年と比べ4団体も増え、交流会への初参加クラブも4クラブありました。
写真いっぱいですが、一挙に紹介します。
●トップバッターは、「ぼてじゃこワンパク塾」さんです。

お魚好きの子どもから大人までが、体験教室やビオトープでの保護活動などを実践しておられ、また畑でのサツマイモ栽培・焼き芋など交流の場もつくっておられます。
各クラブは5分~7分程度で発表し、その後参加の子どもたちやサポーター、審査委員などから質問を受けて、さらに詳しく活動を紹介したり、活動時の楽しい思い出や活動への熱い思いなどを語ったりします。

初めての交流会出場とのことでしたが、緊張せずに、審査委員長の琵琶湖博物館篠原館長からの質問にも、すらすらと答えておられました。


会場では、持参された活動紹介のポスターや、壁新聞を掲示しました。
発表だけでは、分からない細かなことや、子どもたちが描いた魚の絵など楽しさあふれる新聞です。
●2番目は、アイキッズ~エコアイディアキッズびわ湖~さんです。

昨年に引き続いて、滋賀の伝統食にこだわって、とっても面白い活動をされています。

会場の参加者からも質問の手があがります。交流会ですので、たくさん!を持ちかえってくださったかな。
お互い刺激を受けて、これからの活動の参考にぜひしてくださいね。

とても興味深い活動ですので、審査委員の辻村さん(MOH通信編集長)からも質問です。
9月に琵琶湖博物館に来られた時には、滋賀の大豆を使っての丁稚羊羹づくりやお味噌汁づくりなどをしておられました。
今回の交流会での発表の様子(早いですね!)や以前の活動の様子をブログにうまくまとめておられます。
アイキッズのブログをご覧ください。

アイキッズさんの壁新聞。黒字に白や蛍光の文字で、見やすいです。
そして、活動内容が本当にたくさん盛り込まれています。
今年、ESD大使として活躍されたことなども大きく書かれています。
●3番目は、油日小学校エコ委員会さんです。

エコンジャーが登場する劇で、活動紹介です。

サングラスを掛けて、最初は悪役?と思ったのですが、いやいや正義の味方です。
学校でもエコ委員会の啓発劇で登場しておられるようです。エコンジャーの活躍に期待しています。
学校にあるビオトープでは、甲賀地域の特性を活かして、地元の製薬会社の協力で薬草園を作っておられます。
地域性をエコ活動に取り入れてくださる点が素晴らしいですね。

壁新聞も、本当にたくさん写真やコメントを入れて、多くの活動を紹介しておられます。
これら全部をステージで発表すると1時間はかかるでしょうね。
5分程度だけというのがもったいない位です。
●4番目は、ゆ~たん 湯田小学校 自然クラブさんです。
とても寒くて湖北は雪?と思うような中、来てくださいました。

フローティングスクールなど、琵琶湖学習を中心に発表してくださいました。

審査委員の河合さん(滋賀県総合教育センター参事)からも質問が来ます。
審査員の皆さんは、子どもたちの活動をちょっと深く聞き、また今後の活動へのヒントも提供したり、素晴らしい所を褒めたりしながら、質問してくださりました。
●5番目は、たまて林の会さんです。
ウクレレを引きながらの登場で、場が和やかになります。

昨年は、ステージで走り回っていた子どももいましたが、今年はバッチリ!自分たちで話す原稿を考えて発表してくださいました。(1年でこんなに成長するんですね!子どもたちにビックリ!)


壁新聞では、楽しい様子をどーんと紹介してくださっています。
発表にも、壁新聞にも楽しさが全面に出ています。
「たまて林に行ってみたいなぁ」と思う活動紹介でした。
●6番目は、渋川小学校 生き物学習実行委員会さんです。

こちらは、学校全体で「渋川生き物絵図」や「渋川いきものがたり紙芝居」にまとめたりと、ESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでおられます。ちなみに、渋川小学校では、ESDは
E・・・いいまち
S・・・しぶかわ
D・・・だいすき
と読むそうです。難しい言葉より、いいまち しぶかわ だいすき の方がしっくりきます。自分たちの街を大好きな街にするエコ活動です。

未来の教員となる滋賀の教師塾のお兄さんお姉さんからも、活動への質問やいいね!の言葉がありました。
教師塾からは、8名の大学生が参加しくてくださったのですが、皆さん「こんなに環境活動がんばっている子どもたちがこんなにいるなんて、知らなかった」「地元のことをもっと知りたい」と感想を話しておられました。
学校でも、地域でもいろんな環境活動で、子どもたちを元気にする教員になってほしいですね。
●7番目は、大津市子ども会ジュニアリーダークラブKIDSさんです。
昨年度は大賞を受賞され、東京での全国大会で発表されました。

小学生の活動が多い中、中高生が活動しておられることがとてもうれしいです。
そして、自分たちのための活動ではなく、子どもたちのために琵琶湖を知って欲しいと思って、「びわ湖エコフィッシング」と称して、外来魚を釣り、解剖したり、フライの試食などをされています。
これからも、たくさん楽しい企画をしてたくさん学びの機会を作ってくださいね。
●8番目は、おやおや?浜保クラブさんです。
小さな子どもたちが、勢ぞろいして、踊りながら歌を披露してくれました。
その歌と踊りで今年1年の活動内容が分かります。


かわいいダンスに、会場もいい雰囲気です。
そして、子どもたちの活動は、生き物を育てながらその循環を知ることで、命について子どもたちが体験から分かっていくようになっておられました。
辻村審査員からも、小さな子どもたちが命をテーマに活動していることを評価しておられました。
●9番目は、ホタルの学校さんです。

大津市南郷を流れる千丈川でのホタルの保護活動や啓発活動などを紹介してくださいました。

ホタル俳句も紹介してくださいました。17文字に込められたホタルへの思いがきらっと光る俳句です。

活動の紹介パネルも出されました。
●10番目は、多賀町アストロクラブさんです。

宇宙を見ながら、足元のゴミ拾いによる清掃活動や啓発活動も行っておられます。
また、東日本大震災で被災した富岡町の子どもたちとも交流しておられます。
望遠鏡をのぞきながら、世の中全部を見てくださっています。

アストロクラブのゆるきゃら、スターガちゃんも毎年来てくださっています。

壁新聞は、それぞれ分担して一生懸命書いてくださった新聞です。
とても見やすくて分かりやすいです。
●11番目は、瀬田北中学校 科学部さんです。

長年続けておられる長沢川の水質浄化に取り組んでおられます。
今年は、昨年の先輩から引き継いで、水車で酸素を送り込んで、浄化しようという活動をしておられます。
中学生ならではの科学的な指標を用いて、環境を計測しておられます。
先輩から後輩、そしてまた後輩へと活動を続け、少しずつデータを蓄積して、毎年バージョンアップして来てくださるのがすごいです。

壁新聞も中学生がパソコンで作ったのかな。環境でもITでもドンドン進んでいますね。
●12番目は、いきものみっけ寺子屋さんです。

里山で、いきもの大好きな子どもたちが、田んぼや畑などでの作物づくりや、生き物観察などをしておられます。
「いきものみっけファーム」は、環境省の「いきものみっけ」から派生した活動で、いきものみっけ寺子屋さんの活動は滋賀の代表的な活動として、全国へ紹介されています。


活動紹介のポスターも楽しそうです。野菜や米の収穫の喜びにあふれています。
●最後の13番目は、NPO子どもネットワークセンター天気村こんぺいとクラブさんです。

ひょうたんを見つけた子どもたちが、近所の方に教えてもらいながらひょうたんの謎を解いていく活動です。

ひょうたんダンスも披露されました。
昨年もそうでしたが、子どもたちの手書きの大きなダンボールでの紹介や、歌や踊りなどで活動を紹介しておられる工夫に脱帽です。
子どもたちも発表するのが、楽しそうです。この交流会を楽しみにしてくれていたのかなぁ。うれしいです。
天気村さんのホームページでも今回の発表について報告してくださっていますので、ぜひご覧ください。
というように、13クラブの発表を行い、午後はオプションプログラムタイムです。
博物館の自由見学のほか、今回は4つの体験を設けました。
●1つ目は、博物館のはしかけグループ「ほねほねくらぶ」さんです。

シカなど、大きな獣の骨に触れて、その構造を考えながら、正しい場所に並べていきます。
小学生も中学生も、普段はじっくり触れることのない骨。その形や場所に、ちゃーんと意味があることが分かります。
生命の神秘ですね。
●2つ目は、地球温暖化防止活動推進センターの推進員さんによる「火おこし体験」です。

地球温暖化や火とエネルギーの関係を学んで、まいぎり式やゆみぎり式で火おこしです。
寒い中でしたが、体を動かして必死になると、温かくなってきて寒いことを忘れてしまいます。

こんな大きな火おこし器も持参され(手づくりだそうです)、親子や友だち同士で火おこしです。

上手に火だねを作って、空気を送ると、炎がボワッと。成功しました!
●3つ目は、環境学習センター布川さんによる「ヒノキのバスボムづくり」です。
博物館のヒノキの木から抽出したエキスと、重曹を使って、お風呂でシュワシュワする入浴剤づくりです。

実習室には、いい香りが充満していました。
みんなお風呂好きなんですね。いいお土産になったかな。
●4つ目は、博物館の元専門学芸員の草加さんによる「森の観察会」です。

寒いので、参加者は少なかったのですが、その分たくさん森の植物について教えてもらったり、イチイガシのドングリやクルミを拾ってその場で炒って食べたりと、参加の方は大満足だったそうです。

プログラムの合間には、壁新聞を見ながら、サポーターの皆さんが情報交換されるなど、交流も広がっていました。
来年の新しいアイデアのヒントがここから生まれるかな。
と、オプションプログラムで皆さんが楽しんでくださっている間に、審査員により選考が行われました。

滋賀県知事大賞は、「渋川小学校 生き物学習実行委員会」の皆さんでした!
子どもたちは、緊張しながら委員長から賞状を、平和堂財団さんから副賞を受取りました。
また、奨励賞は、
・ぼてじゃこワンパク塾さん
・アイキッズ~エコアイディアキッズびわ湖~さん
・油日小学校エコ委員会さん
・おやおや?浜保クラブさん
・多賀町アストロクラブさん
そして、活動賞は、
・ゆーたん 湯田小学校自然クラブさん
・たまて林の会さん
・大津市子ども会ジュニアリーダークラブKIDSさん
・ホタルの学校さん
・瀬田北中学校科学部さん
・いきものみっけ寺子屋さん
今回は審査員特別賞が設けられ、
・NPO子どもネットワークセンター天気村こんぺいとうクラブさん
が受賞されました。皆さん、おめでとうございます!

最後に、環境学習センター所長のビワマス博士桑原所長と一緒に、「また来年もがんばるぞー」と気合をいれて終了しました。
提出してくださった壁新聞は、お正月から2週間ほど、琵琶湖博物館の新空間(無料で見られますよ)で、展示いたします。ぜひ見に来てください。
また来年、みんなが自信を持って発表して、お互いに刺激し合って活動のヒントをもらえて、さらにやるぞ!元気になる交流会を作りたいと思っていますので、ぜひご参加ください。
また、活動の相談もいつでもどうぞ。博物館の学芸員、地域の専門家、活動のアイデアなどいっぱい提供します。
最後になりましたが、参加してくださった子ども達とサポーターの皆さん、応援してくださった方、審査員の皆さん、協賛してくださった平和堂財団さん、体験コーナーでお世話になった地球温暖化防止活動推進員の皆さん、ほねほねくらぶさん、滋賀の教師塾の皆さん、博物館スタッフの皆さん、すべての方に感謝いたします。
12/14(日)に、琵琶湖博物館にて、今年度の「淡海こどもエコクラブ活動交流会」を実施いたしました。
当日は、160名以上の子ども達とサポーターの方が集まってくださり、とっても賑やかな交流会となりました。
※こどもエコクラブって?・・・幼児(3歳)から高校生までならだれでも参加できる環境活動のクラブです。子どもたちが、人と環境の関わりについて幅広い理解を深め、地域の環境保全活動の環を広げることを目的にしています。
滋賀県では、140以上のクラブで、約5200名の子どもたちと500名以上のサポーターが活動をしています。
今回の参加クラブは13団体。昨年と比べ4団体も増え、交流会への初参加クラブも4クラブありました。
写真いっぱいですが、一挙に紹介します。
●トップバッターは、「ぼてじゃこワンパク塾」さんです。

お魚好きの子どもから大人までが、体験教室やビオトープでの保護活動などを実践しておられ、また畑でのサツマイモ栽培・焼き芋など交流の場もつくっておられます。
各クラブは5分~7分程度で発表し、その後参加の子どもたちやサポーター、審査委員などから質問を受けて、さらに詳しく活動を紹介したり、活動時の楽しい思い出や活動への熱い思いなどを語ったりします。

初めての交流会出場とのことでしたが、緊張せずに、審査委員長の琵琶湖博物館篠原館長からの質問にも、すらすらと答えておられました。


会場では、持参された活動紹介のポスターや、壁新聞を掲示しました。
発表だけでは、分からない細かなことや、子どもたちが描いた魚の絵など楽しさあふれる新聞です。
●2番目は、アイキッズ~エコアイディアキッズびわ湖~さんです。

昨年に引き続いて、滋賀の伝統食にこだわって、とっても面白い活動をされています。

会場の参加者からも質問の手があがります。交流会ですので、たくさん!を持ちかえってくださったかな。
お互い刺激を受けて、これからの活動の参考にぜひしてくださいね。

とても興味深い活動ですので、審査委員の辻村さん(MOH通信編集長)からも質問です。
9月に琵琶湖博物館に来られた時には、滋賀の大豆を使っての丁稚羊羹づくりやお味噌汁づくりなどをしておられました。
今回の交流会での発表の様子(早いですね!)や以前の活動の様子をブログにうまくまとめておられます。
アイキッズのブログをご覧ください。

アイキッズさんの壁新聞。黒字に白や蛍光の文字で、見やすいです。
そして、活動内容が本当にたくさん盛り込まれています。
今年、ESD大使として活躍されたことなども大きく書かれています。
●3番目は、油日小学校エコ委員会さんです。

エコンジャーが登場する劇で、活動紹介です。

サングラスを掛けて、最初は悪役?と思ったのですが、いやいや正義の味方です。
学校でもエコ委員会の啓発劇で登場しておられるようです。エコンジャーの活躍に期待しています。
学校にあるビオトープでは、甲賀地域の特性を活かして、地元の製薬会社の協力で薬草園を作っておられます。
地域性をエコ活動に取り入れてくださる点が素晴らしいですね。

壁新聞も、本当にたくさん写真やコメントを入れて、多くの活動を紹介しておられます。
これら全部をステージで発表すると1時間はかかるでしょうね。
5分程度だけというのがもったいない位です。
●4番目は、ゆ~たん 湯田小学校 自然クラブさんです。
とても寒くて湖北は雪?と思うような中、来てくださいました。

フローティングスクールなど、琵琶湖学習を中心に発表してくださいました。

審査委員の河合さん(滋賀県総合教育センター参事)からも質問が来ます。
審査員の皆さんは、子どもたちの活動をちょっと深く聞き、また今後の活動へのヒントも提供したり、素晴らしい所を褒めたりしながら、質問してくださりました。
●5番目は、たまて林の会さんです。
ウクレレを引きながらの登場で、場が和やかになります。

昨年は、ステージで走り回っていた子どももいましたが、今年はバッチリ!自分たちで話す原稿を考えて発表してくださいました。(1年でこんなに成長するんですね!子どもたちにビックリ!)


壁新聞では、楽しい様子をどーんと紹介してくださっています。
発表にも、壁新聞にも楽しさが全面に出ています。
「たまて林に行ってみたいなぁ」と思う活動紹介でした。
●6番目は、渋川小学校 生き物学習実行委員会さんです。

こちらは、学校全体で「渋川生き物絵図」や「渋川いきものがたり紙芝居」にまとめたりと、ESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでおられます。ちなみに、渋川小学校では、ESDは
E・・・いいまち
S・・・しぶかわ
D・・・だいすき
と読むそうです。難しい言葉より、いいまち しぶかわ だいすき の方がしっくりきます。自分たちの街を大好きな街にするエコ活動です。

未来の教員となる滋賀の教師塾のお兄さんお姉さんからも、活動への質問やいいね!の言葉がありました。
教師塾からは、8名の大学生が参加しくてくださったのですが、皆さん「こんなに環境活動がんばっている子どもたちがこんなにいるなんて、知らなかった」「地元のことをもっと知りたい」と感想を話しておられました。
学校でも、地域でもいろんな環境活動で、子どもたちを元気にする教員になってほしいですね。
●7番目は、大津市子ども会ジュニアリーダークラブKIDSさんです。
昨年度は大賞を受賞され、東京での全国大会で発表されました。

小学生の活動が多い中、中高生が活動しておられることがとてもうれしいです。
そして、自分たちのための活動ではなく、子どもたちのために琵琶湖を知って欲しいと思って、「びわ湖エコフィッシング」と称して、外来魚を釣り、解剖したり、フライの試食などをされています。
これからも、たくさん楽しい企画をしてたくさん学びの機会を作ってくださいね。
●8番目は、おやおや?浜保クラブさんです。
小さな子どもたちが、勢ぞろいして、踊りながら歌を披露してくれました。
その歌と踊りで今年1年の活動内容が分かります。


かわいいダンスに、会場もいい雰囲気です。
そして、子どもたちの活動は、生き物を育てながらその循環を知ることで、命について子どもたちが体験から分かっていくようになっておられました。
辻村審査員からも、小さな子どもたちが命をテーマに活動していることを評価しておられました。
●9番目は、ホタルの学校さんです。

大津市南郷を流れる千丈川でのホタルの保護活動や啓発活動などを紹介してくださいました。

ホタル俳句も紹介してくださいました。17文字に込められたホタルへの思いがきらっと光る俳句です。

活動の紹介パネルも出されました。
●10番目は、多賀町アストロクラブさんです。

宇宙を見ながら、足元のゴミ拾いによる清掃活動や啓発活動も行っておられます。
また、東日本大震災で被災した富岡町の子どもたちとも交流しておられます。
望遠鏡をのぞきながら、世の中全部を見てくださっています。

アストロクラブのゆるきゃら、スターガちゃんも毎年来てくださっています。

壁新聞は、それぞれ分担して一生懸命書いてくださった新聞です。
とても見やすくて分かりやすいです。
●11番目は、瀬田北中学校 科学部さんです。

長年続けておられる長沢川の水質浄化に取り組んでおられます。
今年は、昨年の先輩から引き継いで、水車で酸素を送り込んで、浄化しようという活動をしておられます。
中学生ならではの科学的な指標を用いて、環境を計測しておられます。
先輩から後輩、そしてまた後輩へと活動を続け、少しずつデータを蓄積して、毎年バージョンアップして来てくださるのがすごいです。

壁新聞も中学生がパソコンで作ったのかな。環境でもITでもドンドン進んでいますね。
●12番目は、いきものみっけ寺子屋さんです。

里山で、いきもの大好きな子どもたちが、田んぼや畑などでの作物づくりや、生き物観察などをしておられます。
「いきものみっけファーム」は、環境省の「いきものみっけ」から派生した活動で、いきものみっけ寺子屋さんの活動は滋賀の代表的な活動として、全国へ紹介されています。


活動紹介のポスターも楽しそうです。野菜や米の収穫の喜びにあふれています。
●最後の13番目は、NPO子どもネットワークセンター天気村こんぺいとクラブさんです。

ひょうたんを見つけた子どもたちが、近所の方に教えてもらいながらひょうたんの謎を解いていく活動です。

ひょうたんダンスも披露されました。
昨年もそうでしたが、子どもたちの手書きの大きなダンボールでの紹介や、歌や踊りなどで活動を紹介しておられる工夫に脱帽です。
子どもたちも発表するのが、楽しそうです。この交流会を楽しみにしてくれていたのかなぁ。うれしいです。
天気村さんのホームページでも今回の発表について報告してくださっていますので、ぜひご覧ください。
というように、13クラブの発表を行い、午後はオプションプログラムタイムです。
博物館の自由見学のほか、今回は4つの体験を設けました。
●1つ目は、博物館のはしかけグループ「ほねほねくらぶ」さんです。

シカなど、大きな獣の骨に触れて、その構造を考えながら、正しい場所に並べていきます。
小学生も中学生も、普段はじっくり触れることのない骨。その形や場所に、ちゃーんと意味があることが分かります。
生命の神秘ですね。
●2つ目は、地球温暖化防止活動推進センターの推進員さんによる「火おこし体験」です。

地球温暖化や火とエネルギーの関係を学んで、まいぎり式やゆみぎり式で火おこしです。
寒い中でしたが、体を動かして必死になると、温かくなってきて寒いことを忘れてしまいます。

こんな大きな火おこし器も持参され(手づくりだそうです)、親子や友だち同士で火おこしです。

上手に火だねを作って、空気を送ると、炎がボワッと。成功しました!
●3つ目は、環境学習センター布川さんによる「ヒノキのバスボムづくり」です。
博物館のヒノキの木から抽出したエキスと、重曹を使って、お風呂でシュワシュワする入浴剤づくりです。

実習室には、いい香りが充満していました。
みんなお風呂好きなんですね。いいお土産になったかな。
●4つ目は、博物館の元専門学芸員の草加さんによる「森の観察会」です。

寒いので、参加者は少なかったのですが、その分たくさん森の植物について教えてもらったり、イチイガシのドングリやクルミを拾ってその場で炒って食べたりと、参加の方は大満足だったそうです。

プログラムの合間には、壁新聞を見ながら、サポーターの皆さんが情報交換されるなど、交流も広がっていました。
来年の新しいアイデアのヒントがここから生まれるかな。
と、オプションプログラムで皆さんが楽しんでくださっている間に、審査員により選考が行われました。

滋賀県知事大賞は、「渋川小学校 生き物学習実行委員会」の皆さんでした!
子どもたちは、緊張しながら委員長から賞状を、平和堂財団さんから副賞を受取りました。
また、奨励賞は、
・ぼてじゃこワンパク塾さん
・アイキッズ~エコアイディアキッズびわ湖~さん
・油日小学校エコ委員会さん
・おやおや?浜保クラブさん
・多賀町アストロクラブさん
そして、活動賞は、
・ゆーたん 湯田小学校自然クラブさん
・たまて林の会さん
・大津市子ども会ジュニアリーダークラブKIDSさん
・ホタルの学校さん
・瀬田北中学校科学部さん
・いきものみっけ寺子屋さん
今回は審査員特別賞が設けられ、
・NPO子どもネットワークセンター天気村こんぺいとうクラブさん
が受賞されました。皆さん、おめでとうございます!

最後に、環境学習センター所長のビワマス博士桑原所長と一緒に、「また来年もがんばるぞー」と気合をいれて終了しました。
提出してくださった壁新聞は、お正月から2週間ほど、琵琶湖博物館の新空間(無料で見られますよ)で、展示いたします。ぜひ見に来てください。
また来年、みんなが自信を持って発表して、お互いに刺激し合って活動のヒントをもらえて、さらにやるぞ!元気になる交流会を作りたいと思っていますので、ぜひご参加ください。
また、活動の相談もいつでもどうぞ。博物館の学芸員、地域の専門家、活動のアイデアなどいっぱい提供します。
最後になりましたが、参加してくださった子ども達とサポーターの皆さん、応援してくださった方、審査員の皆さん、協賛してくださった平和堂財団さん、体験コーナーでお世話になった地球温暖化防止活動推進員の皆さん、ほねほねくらぶさん、滋賀の教師塾の皆さん、博物館スタッフの皆さん、すべての方に感謝いたします。
馬淵小学校で、流域治水の取組み
こんにちは。琵琶湖博物館 環境学習センターのまっちゃこと池田勝です。
寒いですねー。急に寒くなって、体が縮こまってしまいます。
今日は、大事な「防災」について。
先月の11/21に、近江八幡市の馬淵小学校の馬っこフェスティバルで行われた4年生の「子どもハザードマップ」の発表を見学させてもらいました。
こちらは、滋賀県の土木交通部流域治水政策室が、小学校と連携して実施した一連の授業の成果発表です。
まず9月に近くの川で自然観察をしながら、川の流れの強さや危険について知ることから始められました。
そして、川と地域の関わりについての授業を、土木の職員が専門的に話をして、次の調査のノウハウを子どもたちが学びます。
その後、子どもたちが通学路別に分かれて、実際に台風や増水時に危険となる個所を調査して、模造紙に写真とコメントを貼り付けていく作業をされました。
そして、今回のフェスティバルでの発表となりました。

通学路別に、作成した子どもハザードマップを示しながら危険な所などを発表してくれました。


マップには、どこの溝がどれくらいの深さか、写真で見れば一目でわかるようになっています。
メジャーや定規で測っていては、一目では分からなかったと思います。
土木の技術者が教えるからこそ、測量用の赤白ポールで、深さ、幅が一目了然になるかと思います。

マンホールの危険や、昨年度に水があふれた所なども紹介していて、実際に水害が起こらないと気づかない隠れた危険についても調べています。

また、危険だけでなく、水害時にも重要となる湧き水についても調べています。

発表は、途中クイズも入っており、子どもも保護者も学ぶことができるように工夫されていました。

こちらは、昨年の水害の状況を写真で発表していました。
また、この地域では昭和28年の台風で日野川が決壊し、村へ来ていた旅劇団の一座の人々が洪水に巻き込まれて亡くなるという史実についても紹介していました。


会場では、子どもたちのハザードマップを元に作成したマップや、県発表の地域の「地先の安全度マップ」も貼りだしており、子どもたちの発表を見に来た保護者の方が改めて地域の安全と危険を考える機会となっていました。
水害の歴史や防災については、本来は代々つないでいかなければいけない経験知なのですが、最近は新興住宅の方もおられたり、核家族化も進み、伝えられていないのが現状かと思います。
しかし、今回地域の方が子どもたちと一緒に調査をしたり、今回の発表を受けて水害の歴史を体験しておられる地域のおじいさんがコメントされたりと、地域の水害の歴史やこれからの防災のあり方がつながる機会になっていたように思います。
授業をつくる先生方や県庁の方は大変かと思いますが、ノウハウが蓄積され、すべての小学校区で子どもと地域の人が防災を学び次の世代に伝えていくようになることを期待します。
この一連の取り組みと滋賀県の安全度マップ公開と条例について、報道ステーションで先日放送されたとのことでした。
(実は何度か他のニュースで飛んでしまっていて、半ばあきらめ気味でした。しかしやっと放送してくれました。)
ホームページでその放送内容を見ることができます。
http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/feature/detail.php?now_page=1
滋賀県のこの取り組みが、防災、減災につながっていきますように!
寒いですねー。急に寒くなって、体が縮こまってしまいます。
今日は、大事な「防災」について。
先月の11/21に、近江八幡市の馬淵小学校の馬っこフェスティバルで行われた4年生の「子どもハザードマップ」の発表を見学させてもらいました。
こちらは、滋賀県の土木交通部流域治水政策室が、小学校と連携して実施した一連の授業の成果発表です。
まず9月に近くの川で自然観察をしながら、川の流れの強さや危険について知ることから始められました。
そして、川と地域の関わりについての授業を、土木の職員が専門的に話をして、次の調査のノウハウを子どもたちが学びます。
その後、子どもたちが通学路別に分かれて、実際に台風や増水時に危険となる個所を調査して、模造紙に写真とコメントを貼り付けていく作業をされました。
そして、今回のフェスティバルでの発表となりました。

通学路別に、作成した子どもハザードマップを示しながら危険な所などを発表してくれました。


マップには、どこの溝がどれくらいの深さか、写真で見れば一目でわかるようになっています。
メジャーや定規で測っていては、一目では分からなかったと思います。
土木の技術者が教えるからこそ、測量用の赤白ポールで、深さ、幅が一目了然になるかと思います。

マンホールの危険や、昨年度に水があふれた所なども紹介していて、実際に水害が起こらないと気づかない隠れた危険についても調べています。

また、危険だけでなく、水害時にも重要となる湧き水についても調べています。

発表は、途中クイズも入っており、子どもも保護者も学ぶことができるように工夫されていました。

こちらは、昨年の水害の状況を写真で発表していました。
また、この地域では昭和28年の台風で日野川が決壊し、村へ来ていた旅劇団の一座の人々が洪水に巻き込まれて亡くなるという史実についても紹介していました。


会場では、子どもたちのハザードマップを元に作成したマップや、県発表の地域の「地先の安全度マップ」も貼りだしており、子どもたちの発表を見に来た保護者の方が改めて地域の安全と危険を考える機会となっていました。
水害の歴史や防災については、本来は代々つないでいかなければいけない経験知なのですが、最近は新興住宅の方もおられたり、核家族化も進み、伝えられていないのが現状かと思います。
しかし、今回地域の方が子どもたちと一緒に調査をしたり、今回の発表を受けて水害の歴史を体験しておられる地域のおじいさんがコメントされたりと、地域の水害の歴史やこれからの防災のあり方がつながる機会になっていたように思います。
授業をつくる先生方や県庁の方は大変かと思いますが、ノウハウが蓄積され、すべての小学校区で子どもと地域の人が防災を学び次の世代に伝えていくようになることを期待します。
この一連の取り組みと滋賀県の安全度マップ公開と条例について、報道ステーションで先日放送されたとのことでした。
(実は何度か他のニュースで飛んでしまっていて、半ばあきらめ気味でした。しかしやっと放送してくれました。)
ホームページでその放送内容を見ることができます。
http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/feature/detail.php?now_page=1
滋賀県のこの取り組みが、防災、減災につながっていきますように!