市民活動支援 県域団体ブログ

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「志賀郷土料理の会」を訪問しました。

2015年06月20日

こんにちは。スタッフの牧野(=^・^=)です。


おうみネットサポーターの小久保さんから、志賀町で地域の郷土食を受け継いでいき、普及活動を通じて地域のつながりを深めるようと、活動されている「志賀郷土料理の会」さんの取材報告の届きましたのでご紹介いたします。
ぜひお読みください。


【取材報告】
 先日、志賀郷土料理の会を訪問した。
 皆さん女性ばかりであるが、料理への熱意が横で見ているだけの私にも伝わってくる。中々に熱い会である。
 先ずは、指導されている原さんからこの活動の動機や活動内容をお聞きした。

■活動を開始した動機
 志賀郷土料理研究会(代表 原康子)は平成13年5月に志賀町(当時)社会福祉協議会のボランティアサークルの一つとして発足した。その後、志賀郷土料理研究会が設立母体となって、平成16年4月に志賀郷土料理の会が組織され、これまで一体となって活動してきた。その動機は、
 ・昔から食べつないできた地域の郷土食が若い世代に受け継がれていないことに危機感を抱いたこと
 ・地域の郷土食のなかに培われてきた長年の知恵とわざをお年寄りから学びたい
 ・郷土食を通して地域のつながりを深め、支え合う社会をつくりたい
とのこと。

 参加されていた方々からのお話でも「地域のお年寄りから郷土食を学びたかった」、「子供の頃の味を再び味わいたかった」など14年間経てもその動機と想いは生きているようでした。

■その活動について
 このような動機から志賀郷土料理研究会/志賀郷土料理は発足したが、具体的には次のような活動してきた。
 ・この地域に受け継がれてきた郷土食をお年寄りから学ぶこと
 ・郷土食の魅力を地域の若い世代に伝えること
 ・郷土食を広めることによって食生活の改善を図ること
 ・郷土食の普及活動を通じて、地域のつながりを深めること
 郷土食には手間のかかった深い味わいがあり、幾世代もの人々の知恵がつながって作りあげてきたもの。志賀郷土料理の会では、このような魅力ある伝統的な郷土食を地域のお年寄りから直に学び、これをすべてレシピや写真として記録している。
郷土食は栄養的にもバランスがよく健康的な料理が多いので、志賀郷土料理の会では、郷土食を毎日の食生活に取り入れることを進める普及活動にも積極的に取り組んでいる。このような活動を通じて、食生活の改善を図り、地域のつながりを深めることに貢献することも会の大切な活動と思っている。

 現在の参加者は地元以外からの人も多く、郷土食を通じた人のつながり、食文化の継承など、都市化し人のつながりが弱くなる最近の傾向とは別に、地域の重要なコミュニティとなっていると感じた。




■何故、14年間も続いているのか
 会の発足当初は、80歳代のお年寄りから子供の頃から日常食べてきた料理を丁寧に聞き取り、実際に作ってもらい食べる勉強を2年間続けてきた。その間、調理法を記録し、レシピ作りも重ねて、出来上がったレシピをもとに、当初は、地域で料理教室を何回も開き、その活動を広めてもきた。郷土食は美味しいという50歳~80歳代がいる一方、若い世代、とくに子ども達は食べたことがないために、「美味しくない」、「興味もない」という人が多いという現実にもつきあたった。このような経験を重ねて、郷土食は食材の工夫と調理次第で美味しく食べられることを知ってもらうことも会の大切な役目と分かってきた。
 豊かな時代がいつまでも続くか不安がある中、地元で収穫される昔ながらの野菜などを工夫して食べることを伝える必要があり、地元の野菜などを使うことによって、地域の農家も農作物を作ってくれるようにもなると思っている。

 参加者のお話でも、若い人たちとの味の違いに悩んだり、地元の食材が手に入らなくなる心配などが出ていた。特に、湖魚は捕れる量も減り、価格が高騰してきていることへの不安は大きい様だ。しかし、自分たちで作った野菜や港まで行って仕入れた魚だけで料理をすることへのこだわりが14年間続いたのは凄い事であり、それが会をここまで支えてきたのではないか、と思う。
また、この会の活動を広く知ってもらうため、2006年に「食べつなぐ ふるさとの食事ー滋賀県志賀町」という本を出版した。その内容を少し紹介すると、
 ◆春は、「もろこ焼き」「なまり節と竹の子、ふき煮」「イタドリの煮付け」など。 
 ◆夏は、「ハス魚田」「小あゆの山椒煮」「にしんなす」「なかよし豆」など。
 ◆秋は、「あめのうおご飯」「干しズイキとえび煮」「山菜おこわ」など。
 ◆冬は、「氷魚のゆず酢」「鴨とクレソン鍋」「いさざ煮」など。
夫々の料理にはレシピがあり、写真とともに美味しさを目で味わえるようです。
 さらに、「おせち料理」「きびがら染め赤飯」「はや寿司」ほか色鮮やかな歳時料理の紹介もある。

 
  「ハス魚田」 
 
上記の鮒寿司は会員のご主人が多くの人に食してもらおうと8年かけて創っている「志賀版鮒寿司」。あっさり風で評判は上々

■現在の活動をお聞きした。
 今は、30人ほどの人が参加して、月1回の割合で、郷土料理を勉強している。例えば、訪問したこの日の料理は、「野洲・守山の伝統料理のおあえ団子」、「ごはんピザ」、「新たまねぎと鯖水煮」、「ふきご飯」をその日の担当メンバーが中心となりそのレシピに沿って、作っていた。いずれも季節感があり、美味しかった。会の参加者も地元生まれで育ちの方は7、8名であり、東京、京都や熊本、奈良などから移り住んだ人、隣りの高島市からなど多方面の人で構成されており、様々な味感覚で豊かな食作りをされているようである。
 参加者の言葉から様々な思いを聞いたが、共通した点は、自然豊かな志賀の味を家族に食べて欲しいと言う強い思いである。
 「姑として、嫁にこの地域の味を伝えたかった」、
 「母親として子供たちに地域で取れる食材で手造りの料理を食べさせたい」、
 「琵琶湖の魚介類を食材にした料理をもっと知りたい」、
 「地元のお年寄りからこの地域の食材を使った料理を教えてもらうのが楽しい」、
 「季節に応じた食材を使って四季を感じるのが楽しみ」、
 「外から来た人間にとって豊富な湖魚の料理は参考になる」、
 「冷凍食品や食材になれた若い人に季節ごとの生の食材の良さを知って欲しい」、
 「メニューを決める時、レシピもないのに幼い頃食べた記憶だけから料理を再現できた時、”化石を掘り起こした気分”になる」、
 「昔、おばあさんが食べさせてくれた懐かしい味が今の若い世代に食べつながれることを信じて活動をしている」
など等。
 さらに、会の代表の東さんや他の中核の人たちが強調したのは、「野菜類は自分で作ったものをその日に持ち寄り、魚介類はその日に捕れたものを使う事が大事であり、これは会の発足当時から守るべきこととして大切にしている」との言葉であった。また、今の子供たちや若い人に郷土の料理をそのままでは、味わってくれないので、現代風にアレンジしていく事も大事とのこと。

  
担当ごとに料理つくり、忙しそう!             「ごはんピザ」


つくったご飯を囲んでの食事会。献立も色々あって、美味しそう!

■これから更に活動を続けるためには
 今まで会を支えてきたメンバーも年齢が高くなり、これからも活力ある活動を維持してゆくためにも、若い人たちの参加を進めて行きたい。また、特に湖魚は捕れる量の減少とともに価格も高くなって来ていて中々入手が難しくなっている。野菜類も含め、食材の確保が重要になりつつある。会は、主婦たちを中心とするボランティア活動であり、資金的な基盤も弱く、どのようにして活動を維持してゆくか資金面でも課題があるようだ。
 しかし、これらの課題に対応しながら、若い世代や子供たちが郷土食に親しみ、食生活の質を向上させるための取り組みを更に広く知ってもらいたい。そのためには、他の地域の同じ想いの活動グループとの連携や様々なメディアを活用した情報発信を考えて行きたい、との熱い想いも語られた。

 先ほどの本を出版した時は、新聞社や様々なメディアからの取材もあり、当初は各地のイベントに参加したりして、郷土料理を広く認知してもらえたが、最近は、その活動も少なくなり、毎月開催の料理教室が中心となっているようである。
 ただ会員規模は今の30名ほどがよいが、自分たちの活動をもう少し広く認知してもらいたいと言う思いもあり、その両立をどうとって行くのか悩んでいるようだった。


昨年開催した郷土料理の試食会の様子。

(おうみネットサポーター 小久保 弘)



そよかぜきまぐれ通信2015年6月19日号を発行しました

2015年06月19日

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    滋賀の環境学習メールマガジン(2015.6.19 発行)
        そ よ か ぜ 「きまぐれ通信」

      発行:琵琶湖博物館 環境学習センター
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 (号外)環境学習に関する情報を、きまぐれにお届けします

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|もくじ+-----------------------------------------------------
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 1. ビワマス博士・桑原所長のコラム
 2. 6月から7月の参加イベント
3. 博物館・講座、など
 4. 助成金・募集、など
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予約などについてご確認の上、各イベントにお出かけください。

+---+
| 1 + ビワマス博士・桑原所長のコラム
+---+-------------------------------------------------------
外来魚

 皆さんは、外来魚と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?琵琶湖の
生態系に大きな影響を与えているブラックバスとブルーギルというの
は定番だと思います。また、ちょっと年上の方であれば、雷魚(カムル
チー)を思い浮かべる方も多いかもしれません。ちなみにこのカムル
チー、滋賀県ではどういうわけか「タイワン(タイワンドジョウ)」と
呼ばれます。両者は全く別の種類なのですが・・・。
 それはさておき、外来魚とはどんなものを指すのでしょうか。日本
はまわりを海で囲まれていることや、「外来魚」という言葉の響きから
外国から入ってきた魚というイメージをもたれがちです。しかし、魚に
とって人間が決めた国境や県境というのは関係ありません。実際には、
もともといなかった水域に人の手によって運ばれて入り込んできた魚。
これを外来魚と言います。つまり、もともと日本国内にすんでいる魚で
あっても、分布域外に持ってきて放流すれば外来魚と言うことになりま
す。国外・国内というのがわかりにくいことから、日本国内からのもの
を「国内外来種」と呼んだりすることもあります。例えば、近年オヤニ
ラミという魚が野洲川をはじめ琵琶湖水系のいくつかの河川で見つかっ
ています。この魚は、もともと京都府以西に分布しており琵琶湖水系に
は生息していませんでした。また、このオヤニラミは、環境省のレッド
リストで絶滅危惧種に指定されており、本来の生息地においても保護の
対象となっている魚です。ところが、琵琶湖水系にはもともといなかっ
たことから、滋賀県では「ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する
条例」の中で、指定外来種に指定され野外への放流禁止や、飼育する場
合の届け出の義務づけなどが規定されています。本来希少種で守られな
ければならない魚種が、生息地以外では外来種として制約の対象になる
という皮肉なことになっているのです。このような外来魚は琵琶湖にも
何種類もいますし、逆に琵琶湖から各地に放流されて外来魚となってい
る種類もいます。外来魚の問題は、あくまで人の問題と言うことを認識
して、気をつけていきたいものです。

+---+
| 2 + 6月から7月の参加イベント
+---+-------------------------------------------------------
1. 須原 魚のゆりかご水田 生きもの観察会
  日時:6/20(土) 10:00-14:00
  場所:野洲グリーンセンター蓮池の里 (野洲市)
  問合せ:須原魚のゆりかご水田協議会 TEL:077-589-2701
  http://seseraginosato.net/blog/2015/05/09/818/

2. ウォーターステーション琵琶
 ○WS琵琶の会おりがみ体験教室&紙芝居 おりがみでホタルを作って紙芝居を見よう
  日時:6/21(日) 13:00-15:00
 ○ホタルの学校展 千丈川のホタルを守る子ども達
  日時:6/29(月)まで 9:00-17:00
  場所:ウォーターステーション琵琶 (大津市)
  問合せ:ウォーターステーション琵琶 TEL:077-536-3520
  http://www.water-station.jp/images/whatsnew/556806034f416.jpg

3. カリョクのバラ摘み (要申込、定員15名)
  日時:6/21(日) 10:00-11:00
  場所:近江富士花緑公園 (野洲市)
  問合せ:近江富士花緑公園 TEL:077-586-1930
  http://www.ohmitetudo.co.jp/karyoku/karyokunobara/index.html/

4. 探鳥会 (申込不要)
  日時:7/4(土) 10:00-12:30
  集合:湖北野鳥センター (長浜市)
  問合せ:湖北野鳥センター TEL:0749-79-1289
  http://www.biwa.ne.jp/nio/event.html

5. 杉立好正写真展 琵琶湖 -風を感じて-
 ○日時:7/26(日)-8/9(日)
  場所:ウオーターステーション琵琶 (大津市)
 ○日時:8/11(火)-9/26(土)
  場所:道の駅 湖北みずどりステーション (長浜市)
  問合せ:杉立好正 TEL:077-564-5924
  https://www.facebook.com/biwalakefeelwind/info#!/biwalakefeelwind/info?tab=page_info

6. 鮒ずし講習会
 ○鮒寿司漬込み講習会 (要申込)
  日時:6/27(土)、28(日)
     7/3(金)、4(土)、5(日)、17(金)、18(土)、19(日)、20(月)、24(金)、25(土)、26(日)
     9:00-12:00
  場所:鮒富水産作業場 (彦根市)
  問合せ:彦根市磯田漁業協同組合 担当 TEL:090-3485-2744
  http://jfshiga.com/isoda_funazushi27.pdf
 ○鮒ずし作り体験クルーズ2015 (要申込)
  日時:7/3(金)、5(日)、7(火)、9(木)、13(月)、15(水)、17(金) 9:00-17:00
  集合:大津港 (受付8:30-)
  問合せ:琵琶湖汽船予約センター TEL:077-524-5000
  http://www.biwakokisen.co.jp/event/index_funazushi_2015.php
 ○ふな寿司飯漬け講習会 (要申込、〆切7/5、先着20名)
  日時:7/16(木) 9:30-16:30
  場所:南郷水産センター (大津市)
  問合せ:南郷水産センター TEL:077-546-1153
  http://www.eonet.ne.jp/~suisancenter/h27fanazushi.pdf
 ○ふなずし講習会 (要申込、先着40名)
  日時:8/3(月) 8:30-15:30
  場所:朝日漁業協同組合 (長浜市)
  問合せ:朝日漁業協同組合 TEL:0749-79-0320
  http://jfshiga.com/asahi_funazushi27.pdf

7. 極上の漁師グルメ体験 びわ湖漁体験と漁師特製マスマスじゃんじゃん焼き (要申込、〆切6/23、定員40名)
  日時:6/28(日) 9:30-
  集合:針江公民館前 (高島市)
  問合せ:針江生水の郷委員会 TEL:0740-25-6566
  http://www.takashima-kanko.jp/event/tabinoko.html

8. 山菜摘みと山菜料理に舌鼓 (前日までに要申込、定員10名)
  日時:6/30(火)まで 10:00-13:00
  集合:山菜じゅうべえ (高島市)
  問合せ:(公社)びわ湖高島観光協会 TEL:0740-33-7101
  http://www.takashima-kanko.jp/tour/tabinoko2015sp.pdf

9. 高島特産アドベリー摘みとり体験 (前日までに要申込、定員30名)
  日時:6/30(火)まで 10:00-11:30
  集合:道の駅 藤樹の里あどがわ (高島市)
  問合せ:道の駅 藤樹の里あどがわ TEL:0740-32-8460
  http://www.takashima-kanko.jp/tour/tabinoko2015sp.pdf

10. 平成27年度 安曇川流域 山里交藝学舎 (要申込、各講座先着8名)
  日時:7/1(水)-2016年2/3(水)まで、全8回
  場所:山里暮らし交房 風結い ほか (高島市)
  問合せ:山里暮らし交房 風結い TEL:090-2069-5448
  http://musubime.shiga-saku.net/e1152416.html

11. キャンプ場で遊ぼう 川遊び
  日時:7/11(土) 9:00-12:00
  場所:大津市民運動広場内 田上教育キャンプ場
  問合せ:TANAKAMIこども環境クラブ TEL:077-546-1225
  http://tanakami.jimdo.com/

12. 棚田ボランティア
 ○平尾地区 桜の広場周辺の草刈り (要申込、〆切7/4、定員30名)
  日時:7/11(土) 9:30-15:00
  集合:桜の広場 (大津市)
  問合せ:平尾 里山・棚田守り人の会 E-MAIL:moribito@oginosato.jp
 ○上仰木地区 田んぼの草刈り (要申込、〆切7/5、定員15名)
  日時:7/12(日) 9:00-12:30
  集合:上仰木バス停前 (大津市)
  問合せ:仰木自然文化庭園構想八王寺組 E-MAIL:hachiojigumi@gmail.com
 ○山女原地区 草刈り、獣害柵の補修 (要申込、〆切7/14)
  日時:7/19(日) 9:00-13:00
  集合:あけびはら山の子はうす駐車場 (甲賀市)
  問合せ:山女原棚田ボランティア委員会 TEL:090-3355-8843
 ○畑地区 林道の草刈り・清掃、電気柵下の草刈り (要申込、〆切7/21、定員20名)
  日時:7/26(日) 8:00-15:00
  集合:畑棚田ふれあい交流館 (高島市)
  問合せ:畑棚田保存会 TEL:0740-37-0781
  http://www.pref.shiga.lg.jp/g/noson/tanada/activity2014/index4.html

13. 希望が丘 森のボランティア活動 -野外活動ゾーン散策道の整備- (要申込)
  日時:7/17(金) 9:30-12:00
  場所:希望が丘文化公園 青年の城 (蒲生郡竜王町)
  問合せ:希望が丘文化公園 青年の城 TEL:077-586-2111
  http://www.shiga-bunshin.or.jp/kibougaoka/regular/10716.html

14. 森の地図を作ろう (要申込、定員15名)
  日時:7/18(土) 10:00-15:00
  場所:龍谷大学瀬田キャンパス (大津市)
  問合せ:龍谷エクステンションセンター TEL:077-543-7848
  http://rec.seta.ryukoku.ac.jp/juniorcampus/natural/2015chizu

15. 森の観察会 水生昆虫 (要申込、〆切7/15、定員30名)
  日時:7/18(土) 13:00-15:00
  集合:森林公園「くつきの森」やまね館 (高島市)
  問合せ:NPO法人麻生里山センター TEL:0740-38-8099
  http://asoevent2.exblog.jp/24095758/

16. 小さな生きものたちの大きなお面をつくろう!
  本濃研太のダンボール彫刻ワークショップ (要申込、〆切6/24、定員24名)
  日時:7/18(土) 13:00-16:30
  場所:JT生命誌研究館 (大阪府高槻市)
  問合せ:JT生命誌研究館 TEL:072-681-9796
  http://www.brh.co.jp/event/others/

17. 三方よし! 近江日野田舎体験 空き家見学ツアー (要申込、〆切7/8、定員20名)
  日時:7/19(日) 9:30-17:00
  集合:JR近江八幡駅 (近江八幡市)
  問合せ:(一社)近江日野交流ネットワーク TEL:0748-52-6552
  http://www.town.shiga-hino.lg.jp/contents_detail.php?frmId=3090

18. あゆ友釣り教室
 ○土山漁業協同組合 (要申込、〆切7/3、定員20名)
  日時:7/19(日)
  場所:甲賀市土山町黒滝
 ○廣瀬漁業協同組合 (要申込、〆切7/10、定員20名)
  日時:7/26(日)
  場所:高島市安曇川長尾
  問合せ:滋賀県河川漁業協同組合連合会 TEL:077-522-0126
  http://shigakasen.com/school2015.html

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| 3 + 博物館・講座、など
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【博物館】
◇琵琶湖博物館 (草津市) TEL:077-568-4811
 ○びわ博フェス2015
  日時:7/4(土) 9:30-21:00、7/5(日) 9:30-17:00
  http://www.lbm.go.jp/event/2015_biwahaku_fes.html
 ○葉っぱ模様のハンカチづくり (当日受付、定員30名)
  日時:7/11(土)13:30-15:00
  場所:実習室2
  http://www.lbm.go.jp/event/museum_event.html
 ○生活実験工房田んぼ体験 昆虫採集 (当日受付、先着10名)
  日時:7/26(日) 10:00-12:00
  場所:生活実験工房
  http://www.lbm.go.jp/event/museum_event.html
 ○全国ハッタミミズ・ダービー
  日時:11/30(月)まで
  http://www.lbm.go.jp/information/detail/20150501_hattamimizu_derby.html

 ◇まちなか交流館 (大津市) TEL:077-525-6674
 ○現場とともに 2つのお話 並木麻衣:日本国際ボランティアセンター事業担当スタッフ
  日時:6/20(土) 13:30-15:30
 ○現場とともに 2つのお話 豊田直巳:フォトジャーナリスト
  日時:7/11(土) 13:30-15:30
  http://www.yuyu-kan.com/advertise/2015.0620.0711.2.jpg

 ◇栗東歴史民俗博物館 (栗東市) TEL:077-554-2733
 ○特集展示「土の埴輪と木の埴輪 湖南地域の資料を中心に」
  日時:6/21(日)まで
  http://www.city.ritto.shiga.jp/hakubutsukan/sub387.html

 ◇水生植物公園みずの森 (草津市) TEL:077-568-2332 
 ○森の住民作り どんぐりで作る森のお友だち (当日受付、各時間先着20名)
  日時:6/21(日) 10:00-、10:30-
 ○タラヨウの葉っぱで父の日のカード作り (当日受付、先着20名)
  日時:6/21(日) 13:30-14:30
  http://www.seibu-la.co.jp/mizunomori/files/0b28bd25527cc16254a604a38f2b3ceb1.pdf

 ◇滋賀県平和祈念館 (東近江市) TEL:0749-46-0300
 ○戦争体験を聞く会「爆撃された学校」 (要申込、先着80名)
  日時:6/27(土) 13:30-15:00頃
  http://www.pref.shiga.lg.jp/hodo/e-shinbun/ea40/files/2015sensoutaikenwokikukai.pdf
 ○戦争体験を聞く会「守山列車襲撃事件」(要申込、先着80名)
  日時:7/26(日) 13:30-15:00頃
  http://www.pref.shiga.lg.jp/hodo/e-shinbun/ea40/files/2015sensoutaikenwokikukai.pdf

 ◇妹背の里 (蒲生郡竜王町) TEL:0748-57-1819
 ○アウトドアクッキング (要申込、定員25名)
  日時:6/27(土) 10:00-13:00
  http://ryuoh.or.jp/asset/00032/pdf/2015harucook.pdf

 ◇ロクハ公園 (草津市) TEL:077-564-3838
 ○キノコウォッチング (申込不要)
  日時:6/27(土) 10:00-12:00 (小雨決行)
  http://www.kusatsu.or.jp/park/uploads/pdf/d_20150417153554.pdf

 ◇栗東自然観察の森 (栗東市) TEL:077-554-1313
 ○ミニクラフト「カエルの合唱」
  日時:6/28(日) 10:00-15:00
  http://www.city.ritto.shiga.jp/mori/event/2706event.html

 ◇湖北野鳥センター (長浜市) TEL:0749-79-1289
 ○鳥のおはなしの会 キツツキ・もぐら・かえる
  日時:6/27(土) 14:00-15:00
  http://www.biwa.ne.jp/~nio/event.html#hanasi
   
 ◇大津市科学館 (大津市) TEL:077-522-1907
 ○太陽黒点観察 (申込不要)
  日時:6/27(土) 13:40-13:55
 ○音楽プラネタリウム -命輝く星…地球- (6/17から申込み、先着77名、当日15名)
  日時:7/4(土) 14:00-14:45、15:30-16:15
 ○星空入門2「流れ星を見よう」(7/4から申込み)
  日時:7/18(土) 11:00-11:45
  http://www.otsu.ed.jp/kagaku/00_cmn/oshirase.php

 ◇多賀町立博物館 TEL:0749-48-2077
 ○多賀の花の観察会 4 (申込不要)
  日時:7/16(木) 9:30-12:00
  集合:多賀町立博物館
 ○企画展「多賀の自然環境 その現状について」
  日時:7/18(土)-8/30(日)
  場所:あけぼのパーク多賀
  http://museum.tagatown.jp/eventexhibition_plan.html

 ◇銅鐸博物館 (野洲市歴史民俗博物館) TEL:077-587-4410
 ○第7回弥生の森写真展・ふぉれすとフォトギャラリー
  日時:8/30(日)まで
  http://www.city.yasu.lg.jp/doc/kyouikubu/hakubutukan/20110611.html

【知識を深める講座】
1.「びわ湖の日」連続講座 (申込不要、各回定員100名)
 ○先端技術を駆使した水中ロボットが探る琵琶湖の実体
  日時:6/23(火) 18:00-19:30
 ○豊かな琵琶湖環境を目指して 琵琶湖環境の改善、琵琶湖水草の有効利用、そして滋賀県の活性化に向けて
  日時:6/30(火) 18:00-19:30
  場所:立命館大学びわこ・くさつキャンパス (草津市)
  問合せ:滋賀県環境政策課 TEL:077-528-3354
  http://www.pref.shiga.lg.jp/hodo/e-shinbun/de00/20150605.html

2. 春のボランティアカフェ (要申込、定員15名)
  日時:6/20(土) 14:00-16:00
  場所:京都市市民活動総合センター
  問合せ:京都市市民活動総合センター TEL:075-354-8721
  http://shimin.hitomachi-kyoto.genki365.net/gnkk14/pub/sheet.php?id=65640

3. 第74回銅鐸研究会 銅鐸の謎を探る (当日受付、定員120名)
  日時:6/20(土) 14:00-16:00
  場所:銅鐸博物館 (野洲市)
  問合せ:銅鐸博物館 TEL:077-587-4410
  http://www.city.yasu.lg.jp/doc/kyouikubu/hakubutukan/20120923.html

4. サイエンスカフェ (要申込)
 ○土壌と私たち -土の歌を聴け-
  日時:6/20(土) 14:00-15:30
 ○生まれ変わる動物園 その後 -近くて楽しい学びの場へ-
  日時:7/25(土) 14:00-15:30
  場所:大垣書店イオンモールKYOTO店 (京都市)
  問合せ:大垣書店イオンモールKYOTO店 TEL:075-692-3331
  http://www.books-ogaki.co.jp/news/%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%9B%B8%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A22015%E3%80%80%E9%96%8B%E5%82%AC%EF%BC%81/

5. 夏原グラント 環境保全講座(要申込、各日定員50名)
 ○生態系に配慮した環境保全活動 -理論を学ぼう-
  日時:6/26(金) 19:00-21:00
  場所:G-NETしが視聴覚室 (近江八幡市)
 ○生態系に配慮した環境保全活動 -実践活動から考える-
  日時:7/3(金) 19:00-21:00
  場所:草津市立まちづくりセンター(草津市)
  問合:NPO法人しがNPOセンター TEL:0748-34-3033
  http://www.natsuhara-g.com/archives/2153

6. 琵琶湖の水草フォーラム (要申込、〆切6/25、定員100名)
  日時:6/27(土) 13:00-17:00
  場所:コラボしが21 (大津市)
  問合せ:滋賀県琵琶湖政策課 TEL:077-528-3461
  http://www.pref.shiga.lg.jp/d/biwako/mizukusa/mizukusa0627.html

7. 地域自然エネルギーの活用と地域循環・活性化フォーラム (要申込)
  日時:6/27(土) 13:30-16:30
  場所:湖南市共同福祉施設 サンライフ甲西2階大ホール (湖南市)
  問合せ:湖南市地域エネルギー課 E-MAIL:energy@city.shiga-konan.lg.jp
  https://www.facebook.com/konanshi/posts/831892483567761

8. おうみ未来塾第13期 グループ活動中間報告会
  日時:6/28(日) 13:00-15:00
  場所:ピアザ淡海 305会議室 (大津市)
  問合せ:淡海ネットワークセンター TEL:077-524-8440
  http://onc.shiga-saku.net/e1155099.html

9. 「夢や希望を持てる豊かな滋賀づくり」フォーラム
  -子育て、若者世代が夢や希望を持てる豊かな滋賀づくりとは?- (要申込、〆切7/1、定員400名)
  日時:7/5(日) 13:00-15:30
  場所:ピアザ淡海 (大津市)
  問合せ:滋賀県企画調整課 TEL:077-528-3312
  http://www.pref.shiga.lg.jp/a/kikaku/fouramu2015/20150616shiryouteikyou.html

10. 写真家・今森光彦氏の講演会「私が見た世界の不思議な昆虫」 (要申込、〆切6/30、定員900名)
  日時:7/12(日) 14:00-15:45
  場所:三重県総合文化センター (三重県津市)
  問合せ:三重県総合博物館 TEL:059-228-2283
  http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2015050210.htm

11. 知りたい!わかる!「ボランティアってなにしてるの?」(要申込、定員20名)
  日時:7/18(土) 14:00-16:00
  場所:京都市市民活動総合センター
  問合せ:京都市市民活動総合センター TEL:075-354-8721
  http://shimin.hitomachi-kyoto.genki365.net/gnkk14/pub/sheet.php?id=69280

12. 野の塾「食」からひろがる・つながる 私と明るい未来 -槌田劭さんを囲んで- (要申込、先着30名)
  日時:7/20(月・祝) 13:00-15:30
  場所:東山いきいき市民活動センター (京都市)
  問合せ:NPO法人環境市民 TEL:075-211-3521
  http://www.kankyoshimin.org/modules/join/index.php?content_id=202

13. NPOの資金調達 (助成金編)(要申込、定員30名)
  日時:7/25(土) 14:00-16:00
  場所:京都市市民活動総合センター
  問合せ:京都市市民活動総合センター TEL:075-354-8721
  http://shimin.hitomachi-kyoto.genki365.net/gnkk14/pub/sheet.php?id=69300

14. 第10回 女子中高生のための関西科学塾 参加者募集 (要申込、〆切6/22、定員120名)
 ○A 身近なロールモデルと話そう 企業で活躍する女性研究者による講演や女子大生との交流会
  日時:7/26(日) 12:00-17:00
  場所:神戸大学
 ○B 大海原へ飛び出そう 神戸大学海事科学部深江丸乗船および船内施設見学
  日時:8/3(月) 13:30-17:15
  場所:神戸大学
 ○C 大学での実験を体験 (実験テーマは中学生と高校生とで異なる)
  日時:10/18(日) 午後
  場所:中学生は奈良女子大学、高校生は大阪大学
 ○D 大学での実験を体験 (実験テーマは中学生と高校生とで異なる)
  日時:11/15(日) 午後
  場所:中学生は大阪府立大学、高校生は京都大学
 ○E コンピュータシミュレーションによる3次元可視化システム見学会
  日時:2016/1/10(日) 午後
  場所:神戸大学 計算科学教育センター
 ○F 実験の背景にある原理現象を理解しよう
  日時:2016/3/20(日)-21(月祝) 1泊2日
  場所:神戸大学、神戸しあわせの村
  問合せ:神戸大学 男女共同参画推進室 TEL:078-803-5017
  http://kagaku-juku.jp/

15. JT生命誌研究館のサマースクール (要申込、〆切7/6、各講座定員あり)
 ○チョウが食草を見分けるしくみを探るラボ「アゲハチョウの食草認識のしくみを解明しよう」
 ○DNAから進化を探るラボ「DNAの塩基配列を比較して生きものの進化の歴史を探ってみよう」
 ○ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ「遺伝子で細胞接着を調べよう」
 ○カエルとイモリのかたち作りを探るラボ「両生類のかたちができる仕組みを解き明かそう」
 ○表現を通して生きものを考えるセクター「食草園から生きものの物語をつむぐ」
  日時:8/6(木) 11:00-17:30、7(金) 9:30-17:35 2日間
  場所:JT生命誌研究館 (高槻市)
  問合せ:JT生命誌研究館 TEL:072-681-9796
  http://www.brh.co.jp/event/school/

16. コスモスセミナー 自然観察教室 -集まれ生きもの好きな子どもたち- (要申込、〆切7/22、先着30名)
  日時:8/8(土)-10(月) 2泊3日
  場所:兵庫県立奥猪名健康の郷
  問合せ:(公財)国際花と緑の博覧会記念協会 TEL:06-6915-4513  
  http://www.expo-cosmos.or.jp/main/kosmos_seminar/index.html

+---+
| 4 + 助成金・募集、など
+---+-------------------------------------------------------
 【助成金】
◇しが新事業応援ファンド助成金 (〆切7/24)
http://www.shigaplaza.or.jp/josei/

 ◇平成28年度 NFD one leaf fund (〆切8/31)
  http://www.nfd.or.jp/nfd-crs/nfd-one-leaf-fund

 【募集】
◇祇園祭「ごみゼロ大作戦」ボランティアスタッフ募集 (〆切6/21)
http://www.gion-gomizero.jp/volunteer/

◇河川保全利用委員会 委員募集 (〆切6/30)
http://www.biwakokasen.go.jp/kasen-hozen/oubo.html

◇ココクール マザーレイク・セレクション2015 湖国の素敵な商品・サービスを募集 (〆切6/30)
http://www.pref.shiga.lg.jp/f/shokokanko/kokocool/2015boshu.html

◇滋賀県レイカディア大学 今秋入学の第38期学生を募集 (〆切7/24)
http://www.pref.shiga.lg.jp/hodo/e-shinbun/ed00/20150513.html

◇第10回企業&NPO協働アイデアコンテスト (エントリー〆切7/31)
http://www.psc.or.jp/

◇エコとわざ(エコなことわざ)募集 (〆切9/8)
  http://funtoshare.env.go.jp/pickup/event/20150610a

 【その他】
◇CO2削減/ライトダウンキャンペーンを実施します (7/7)
  http://funtoshare.env.go.jp/pickup/news/20150423a

*きまぐれコラム*------------------------------------------------
 突然ですが、皆さんは滋賀の環境学習ウェブサイト「エコロしーが」
を見てくださったことはありますか?地域・学校ほかいろんな現場で
実践できる環境学習のヒントや講師情報が満載のウェブサイトです。
http://www.ecoloshiga.jp/ ここでは私たち環境学習推進員が実際に
足を運んで体験してきたプログラムの様子もご覧になれます。私は先日、
当サイトで環境学習プログラム提供をしてくださっている天然自然社
Seisuiさんのイベントを取材しました。

その時の取材記録はこちら :
http://ecoloshiga.jp/I_report/index.php?act=dtl&type=prg&id=157

 バラの香りと天然クレイ(微粉末泥)を使った石けん作り体験と、私た
ちの暮らしと琵琶湖についてのお話を聞いて自分のライフスタイルを見
つめ直してみよう、という内容でした。当日の参加者は偶然全員大人で
したが、素敵な石けんが作れるとあって皆さんとても楽しんでおられま
した。また、日用品を使った実験やクイズがたくさんあり、子どもから
大人までどの年代の人が参加しても楽しみながら学べるプログラムだなぁ
と思いました。
 今後も「エコロしーが」でフレッシュな環境学習情報をどんどん発信
していきますので、「そよかぜ」とあわせてぜひチェックしてみてくだ
さいね。
                    環境学習推進員 布川 恵理
----------------------------------------------------------------
滋賀の環境学習メールマガジン そよかぜ
■■ 発行者 ■■
◇琵琶湖博物館 環境学習センター
 電話:077-568-4818 FAX:077-568-4850 E-mail:ecolo@pref.shiga.lg.jp
 〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091 琵琶湖博物館内 (事務・学芸室)
        
◇NPO、施設、行政等が実施するイベント情報や、環境学習に関するお役立
 ち情報をまとめて発信します。皆さまからの情報提供をお待ちしています。
◇滋賀の環境学習ウェブサイト「エコロしーが」http://www.ecoloshiga.jp/
 講師や学習プログラムが満載です。地域や学校などあなたの現場での環境学
 習にご活用ください。
◇市民活動支援県域団体ブログ(センターや博物館の情報、日々の!を更新中)
 http://ohminet.shiga-saku.net/
◇センター利用のご案内 
 開所時間:火曜日-日曜日 9:30-17:00
 休業日 :毎週月曜日(月曜が休日の場合は開館)
      その他臨時休館有り(琵琶湖博物館の休館日)
----------------------------------------------------------------------
次号そよかぜ第172号は、7月3日に発行予定です。

そよかぜの登録・解除はこちら
http://www.pref.shiga.lg.jp/a/koho/merumaga/merumaga08.html
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Posted by BIWAちゃん at 10:39 環境学習センター

山女原(あけびはら)で棚田ボランティアしてきました

2015年06月18日

こんにちは。琵琶湖博物館 環境学習センターのまっちゃこと池田勝です。
少し前になりますが、5/23(土) に甲賀市の山女原(あけびはら)地区へ、棚田ボランティアへ行ってきました。
その様子を紹介です。

まずは、集合場所の「あけびはら山の子はうす」へ。
地域の方々と、意外な生きものが迎えてくれました。


地域のアイドルとなった羊さん2頭です。
なぜ羊いるのか?は、後ほど。ちゃんと意味があるのです。

今回の棚田ボランティア活動は、田んぼ周辺の草刈りです。
地域の方と、参加者、棚田ボランティアを進めている滋賀県農村振興課の方、20名弱で、農道の周囲と、ひまわりを育てる休耕田周辺の畔の草刈り、そしてひまわりの種蒔きをしました。


私も、草刈り機を使ってへっぴり腰でがんばりました。


羊さんたち、草刈り機の音も気にせず、興味津々で見ています。


農道脇の草刈りの成果。きれいになりました。

さてさて、なぜ羊さんたちがいるのかと言いますと、彼ら彼女らは、私たちと同じ「草刈り」が仕事なのです。
滋賀県畜産センターからやってきた2頭は、山女原(あけびはら)地区で取り組んでおられるオニグルミづくりに貢献しています。
地区では、休耕田でオニグルミを栽培し特産物として売り出そうとがんばっておられます。
そのオニグルミの木がすくすく育ち、実がなるように、羊たちがせっせと雑草を食べてくれているのです。
導入前は、臭いがするのではないかなど、地区で不安の声もあがっていたそうなのですが、いざやってくるとかわいいしぐさや人懐っこさに、すぐに地区のアイドルとなりました。
「名前つけてやらんとあかんなぁ」と声が出ています。
「増やして、ジンギスカンにしようか~」誰ですか!そんなこと言ってるのは!
(畜産センターで、増えないように、手術を受けているそうです。安心。)

山女原は、30戸弱の集落ですが、住んでおられるのは22、3戸と、過疎が進んでいます。子どもたちも中高生のみと村は寂しくなる傾向です。
そんな中やってきた羊たち、村のアイドルというか、皆の癒しにもなっているようです。

昼食を皆さんと一緒にいただきました。今回はカレーと地域のお惣菜。前回は、鹿カレーだったそうです。
食べながら、お話が弾みます。


(村で3haほどオニグルミを栽培しておられます。草の間の木がオニグルミです。間には、雑草を抑制するマメ科の草を蒔いておられます。)

オニグルミを栽培して2年目、昨年はほんの少し実がなったそうで、これから大きくなるのに期待しておられます。
できるだけ、クルミが大きく簡単に取れる木を選んで植えているそうで、今後クルミが採れるようになれば、クルミそのものや、加工品、またクルミの殻などを販売できるようにしていきたいとのことです。
オニグルミを選んだのも、取り組んでいる所が少ないのと、クルミの実は鹿や猿などが食べにくく獣害に合わないことなどで選択されたそうです。
クルミパンやクッキーなどの加工食品やクルミ油の抽出などできるのではないかと、村の人同士がアイデアを出しておられました。

昼食後村を歩きました。

とても静かな集落です。眼前には休耕田が目立ちます。


都市からとても遠いと思われがちな山女原地区ですが、昔は主要な交通の要所、安楽越えの峠道が通り、にぎやかな場所だったそうです。
また、京都まで新名神高速道路で1時間、そして名古屋までも1時間。実は現代でも交通の便利な所でもあるとのこと、大津や草津、京都と名古屋のちょうど間にあるのです。
「京都と名古屋に便利に行ける場所やで、ぜひ若い人が移住してきて欲しい!」と村の方は話しておられました。
「空き家はいっぱいあるし、仏壇がどうのこうのと小難しいこと言ってる場合ではないので、ぜひ来て!」とのことでした。


圃場整備が進んだ棚田は、ちょうど田植の時期でした。

草刈りをしていい汗を流して、地域に貢献できる喜びと、人と地域の面白さや不思議さなど地域発見の魅力が、棚田ボランティアには詰まっています。
ぜひ、皆さん棚田ボランティアへご参加ください。
県内各地で行われている棚田ボランティア活動について、詳しくはおうみ棚田ネットをご覧ください。

次は、米原市の小泉地区、曲谷地区の棚田ボランティアを報告しますー




Posted by BIWAちゃん at 15:48 環境学習センター

親子しぜんあそびの広場 のお知らせ

2015年06月11日



こんにちは。琵琶湖博物館 環境学習センターのまっちゃこと池田勝です。
昨年度まで「ちこあそ」として実施していました「ちっちゃなこどものしぜんあそび」から、「親子しぜんあそびの広場」として、琵琶湖博物館主催から、こどもと自然の研究所主催として、5月から実施しています。

6月は雨かな~?なんて思いながらですが、雨は雨で面白い発見がいっぱい!子どもは基本的に雨や水が大好き!
ということで、6/17に実施します。
(お申し込み・お問い合わせは、こどもと自然の研究所 池田宛てへお願いします)

日 時:2015年6月17日(水)10:00-14:00  途中帰りも可

対 象:2~4才位の子どもと保護者の方 10 組

場 所:琵琶湖博物館 生活実験工房 (古民家風の建物)

内 容:森や田んぼでの自然遊びや、昔のくらしの体験をします。みんなと一緒に遊んだり、保護者の方と遊んだりして過ごしま す。

持ち物:飲み物、お弁当、動きやすい格好、帽子、着替え、タオル、レジャーシートなど

雨の時:雨でも遊びます。カッパや長靴などがあれば持参ください。

参加費:無料です。受付時に駐車場の無料券もお渡しします。

申込み:eco.imasaru★mx.bw.dream.jp (★を@に変換してください)

・件名に「あそび広場」と記入

・保護者の方のお名前

・お子さんのお名前・年令

・お電話番号

をお知らせください。

お問合せ:こどもと自然の研究所 池田勝 電話:090-7093-9819




Posted by BIWAちゃん at 19:59 環境学習センター

5月16日、17日に「かんじる比良2015」が開催されました。

2015年06月09日

おうみネットサポーターの小久保さんから、「かんじる比良2015」の報告が届きましたので、ご紹介いたします。


【かんじる比良2015】取材報告

 今年も5月16と17日に「かんじる比良2015」が開催された。
 比良山系と琵琶湖に囲まれた自然豊かな湖西の春のイベントとして8回目を迎える。38の出展のお店や作家の工房が約10kmほどの地域に点在するが、琵琶湖の蒼さと比良山系の緑を見ながらの散策は中々に楽しいものである。
 今回参加のお店を回りながらも強く印象に残ったのは、比良山麓や林の中にあるお店の柔らかな雰囲気と集う人たちの醸し出すゆったりとした雰囲気だった。雑踏の中で味わうコーヒーや食事とは全く違う世界での体験であり、ここで生活を営む人たちの心地よさをおすそ分けするかのようなおもてなしがある。効率性と非人間性の優先される日常の日々では味わえない空気をその五感で感じることができる。そんな雰囲気を味わいたいのか、今年も二日間とはいえ、大阪、兵庫、京都、福井からの参加も含め5000人ほどの来場者があった。
「かんじる比良の会」代表の山川さんとのお話や当日の情景を交えながら報告する。


 
大津市の北に位置する比良は、琵琶湖と比良山系にはさまれ、人々の暮らしと自然が融合した地域である。また、古代から交通の要衝でもあり、多くの古墳や城跡が点在もする歴史や文化が息づいている地域でもある。そのような中に、先祖伝来からこの地に暮らしその伝統や田園を守り続けてきた人、この地に魅せられ移住してきた人、ギャラリー・工房を構え創作活動する人など様々な人々が思い思いの暮らし方で住んでいる。

  「かんじる比良」は2007年11月、19店のショップと作家さんのご協力で始った。比良地域の自然、歴史、アート、文化、食の魅力を発信しようと湖西線沿線の蓬莱から北小松に点在する工房を中心に飲食や雑貨を扱う店などが参加した。また、比良の雑木林や湖はモノつくりの人たちの創作の場としても愛されており、地域の作家さんの協力で比良川の畔で野外造形展も開催された。
 2回目以降は「滋賀の作家展」が地域のお寺の本堂で開催され、3回目は、大津市の歴史博物館で比良から離れて開催する事も試みられた。2008年は大津市の新パワーアップ・夢実現事業に認定され、のぼり、巡回バス、ポスター、ガイドブックが活用された。それ以後、手作りから始めたイベントもホームページやfacebookの開設やイベントが終わったあとでも来られる人のために工夫したガイドブック作りなど試行錯誤を重ねながら地域のつながりを更に強めるイベントになって行った。
  「かんじる比良」は、比良に住み、仕事場としてその自然に触れながら生活をする陶芸作家、木工の職人、カフェ経営者などが「かんじる比良の会」の実行委員会として、その年の初めから毎年5月の開催に向けて出展者を集め、地元や関連部門との調整、広報のためのポスターやガイドマップ作成、ホームページの更新などを進めていく。今回も40人の会員(うち出店者38店)と10人の協賛会員がそれぞれの役割分担で、イベントを開催した。ガイドマップ作りやホームページ更新などは全て委員会のメンバーの手作りであり、会場の運営もボランティアや協賛メンバーの支援で行っている。人とのつながり、地域とのつながりがこのイベントの特長でもある。当日は、普段は公開していない作家の工房やアトリエを開放したり、ギャラリーなどでは地域にちなんだ展示をしたり、比良にゆかりのある作家たちの作品展、里山コンサート、各参加店では「かんじる比良」限定企画など開催してきた。

  「この比良には、琵琶湖と比良の山並に囲まれた自然があり、それに魅かれて移り住んでいる陶芸や漆塗り、木工などの作家が多くいる。また、パンやケーキなどの食を扱うお店も点在している。この人たちを上手く結び付けられないか、ここの良さをもっと知ってもらえないかと思ったのが、始まりです。」と山川さんは話す。
 一日目は、少し曇っていたが、二日目は気持よく晴れ上がった。山側の工房やお店を探訪するには、木洩れ日の中をゆったりと歩き、湖畔のお店では、琵琶湖のさざなみの中で一服する。そんな光景も見られた。いずれもこの自然に引き寄せられてきた人々がその想いを分けるような気持ちで訪れる人を招き入れる。その自然体のやり方が、このイベントの良さであり、他では出来ない「おもてなし」なのであろう。

 更に、山川さんは、「工房や作家さんたちは、本来の仕事を中断しての出店であり、無理をせず、出来る範囲で出展をお願いしている。ただ、来てもらった人たちが楽しく過ごしてもらいたいとの想いから工房の開放、体験教室、ミニコンサート、期間中の特別メニューなどそれぞれが工夫を凝らし楽しく盛り上げてもらっています。この楽しさが参加者と出店者の共感となって今日まで続いて来たような気がする」。無理をしないという点では、今でも続くこの周辺の遺跡めぐりの「歴史ハイキング」も会員の負担となるため、秋に1回の開催とした。運営も今は、会員の会費と企業からの協賛金のみ、開催に絡む様々な対応は会員のボランティアであり、会員の持つ様々なスキルを上手く使いながらの手作りである。無理をせず自分たちの出来る範囲でやる、これが「かんじる比良」の力となっているようだ。

 最後に山川さんが言ったことは地域で何かをやっていきたいと思う人には、あらためてかみしめて欲しいもの。
 「かんじる比良はこの地に住む人の間から生まれた活動ですが、これを進めて行く中で、出店者同士のつながりが出来たり、そのつながりが新しいつながりになったり、移住して来たばかりだが地域へすぐに馴染めた、など自然発生的なコミュニティが出来つつある。また、新しく来られた人からこの地域の素晴らしさを古くからの地元の人が教えてもらうといったことも出て来た。比良と言う良さをもっと知り、そのつながりを広め、もっとローカルにやって行きたい」。

かんじる比良2015に開催されたイベントを紹介します。
◆5月15日(金)かんじる比良2015・作家と職人展 作家展は15~17日の3日間
◆5月16日(土)かんじる比良2015・本イベント 歩いて感じる比良の風・作家と職人展
◆5月17日(日)かんじる比良2015・本イベント 歩いて感じる比良の風・作家と職人展
◆5月17日(日)おやこ泥んこ・とうげい教室

 同時に、比良麓の会自治会館「森の家」にて、「かんじる比良2015 作家と職人展」も開催されていました。以下の多くの作家さんたちの出店作品があり、木洩れ日の注ぐ中で静かに勧賞できました。
【陶芸】加藤和宏 / 加藤敏雄 / 木村展之 / 木村隆 / 玉川義人 / 中島千英子
    中野悟朗 / 村田真人
【染織】中島千津 / 平井恵子 / 宮﨑芳郎
【漆芸】廣田千惠 / 藤井收
【木工】臼井浩明 / 雄倉高秋
【油彩画】岡本裕介
【平面】村井宏二 / 村井由美子
【立体】山内鈴花
【写真】佐伯俊次 / 内藤美智子 / 平田尚加 / 吉田信介
【刺繍】岡村達
【仏像】安田明玄
【仏画】安田素彩
【靴】大村寛康

今回は比良周辺のお店や工房が38店参加しました。
下記が参加店の一覧です。参加店の詳細は下記サイトにてご覧ください。
 http://kanjiruhira.org/shops/
1)パン工房ヤックル 2)青木煮豆店 3)FICA 4)靴つくり 5)アルカドッグトレーニング 6)R café 7)ほっとすてぃしょん比良 8)北欧直販 9)Gallery skog(ギャラリー スクーグ) 10)TOPPIN OUTDOOR & TRAVEL 11)森のACHA(もりのあちゃ) 12)Roz & Mary Cafe(ロズアンドマリー) 13)ちゃわん 比良八光窯(加藤敏雄 陶芸作家) 14)アントレ 15)ヒラノハナレ 16)庭工房 “ギャラリー季気” 17)イタリアンピザレストラン “季気 HOUSE” 18)ホリデーアフタヌーン 19)ほとり・ポトリ 20)ドッグスクール「比良ドッグファーム」 21)Cafe COCOKUON(カフェ ココクオン) 22)アンティークハウス DーYrs.(ディーユアーズ) 23)MANA(shop YUMEYA) 24)SOUP FURNITURE(スープファニチャー) 25)古民家風貸別荘 夢湖庵 26)木原食品 27)布工房 モッサリーナ 28)H&K craft 29)慧夢工房(えむこうぼう) 30)純jun-楽布絵 31)コトブキ 32)Cotton Field パッチワーク教室 33)タコス屋 エル・チャンガーロ 34)L.A.S. 35)Mandala’s@一休庵 36)ティーツリーガーデン tea tree garden 37)陶房 木村 38)湖西焼 圓工房(圓口功治(まるぐち こうじ))

   
  3)FICA         9)Gallery skog       11)森のacha       14)アントレ

           
16)庭工房ギャラリー季気     20)比良ドッグファーム     22)アンティークハウス    

          
24)soup furniture の制作風景     29)慧夢工房(えむこうぼう)


なお、当日の様子は、以下のfacebookページにも載っています。
https://www.facebook.com/kanjiruhira?fref=ts

 かんじる比良の参加者は作家から喫茶店、アウトドアや家具の販売店など多種多様です。しかし、そのような多様な人たちの集まりですが、1つ大きな共通点があります。雪に覆われた比良の山々と黒く静かな琵琶湖、春の様々な花々に彩られる里山やかすんだ中に浮かぶ湖、そして深い緑におおわれた山麓に涼風の流れを感じる夏、すべてがここに住む人々に感じられる情景なのです。
皆さん、比良のこの自然に憧れてここに住みたいと思った方なのです。林や森の中にそれぞれが想いの深いお店として点在する地域がここ比良であり、それを見せるのがこの「かんじる比良」の役割なのかもしれません。

(おうみネットサポーター 小久保 弘)