マミズクラゲがいるよ
ただいま琵琶湖博物館には、めずらしい「マミズクラゲ」がいます。
クラゲと言えば、海にいるものという思いこみがありますが、淡水でもいるのです。
先日、草津の高校生が見つけ、博物館学芸員が採取してきました。
クラゲって不思議ないきもの。
プカプカと浮かんでは、またフワーと沈んでいきます。
そして底までいったかと思うと、またプカプカと泳いで(泳いでいるのかどうか?)、浮かんでいます。
現在のところ、つかまえて10日間ほど。動物性プランクトンを餌にして生きています。
卵も産んでいるのではないかとのこと。
生きているのをじっくりと見られる機会はとても少なく、寿命もわずかとのこと。
お早めに琵琶湖博物館へ見に来てください!大きなザリガニのディスカバリールームにいますよ。
タグ :琵琶湖博物館
そよかぜ「きまぐれ通信」10月21日号を発行しました
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滋賀の環境学習メールマガジン(2011.10.21発行)
そ よ か ぜ 「きまぐれ通信」
発行:琵琶湖博物館 環境学習センター
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(号外)環境学習に関する情報を、きまぐれにお届けします
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|もくじ+---------------------------------------------------
+------+
1. ナマズ博士・前畑所長のコラム
2. 10月から11月の体験イベント
3. 秋のハイキング特集
4. コンサート・講座・お楽しみ、など
5. 助成金・コンクール、など
*---------------------------------------------------------*
予約などについてご確認の上、各イベントにお出かけください。
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| 1 + ナマズ博士・前畑所長のコラム
+---+-----------------------------
水の中にも訪れる“食欲の秋”
やたらと暑かった夏も無事過ぎ去り、朝夕すっかりと涼しくなりましたね。
巷では“食欲の秋”などと申しておりますが、それは水中生活者である魚にも
言えることなのです。ただし、この季節に魚が食欲を増すのは、恒温動物であ
るヒトの場合とはかなり異り、二つの意味があります。その一つは、彼らが厳
しい冬を乗り切るためです。冬は、魚にとって想像を超えるほど厳しい季節な
のです。今の季節に餌を十分にとれず、体内に栄養を十分蓄えることのできな
かったものは、春が訪れる前に死にゆく運命にあるのです。もう一つは、春先
に産卵する習性のあるフナ類やコイなどの雌魚の場合です。彼女たちは、良質
の卵を産むために貪欲に餌をあさるのです。こうした魚は、春先に水温が上が
ってくると餌をとる間もなく、ただちに産卵に入りますから、今のうちに体内
に卵の素である栄養分を十分に蓄えておく必要があるのです。現在、私たちは
冬でも食べ物に不自由することはめったにありませんが、遠い昔、冬はヒトに
とっても食べ物を得がたい季節だったことでしょう。食物の豊かな秋に十分そ
れらを食べ、冬を乗り切るための体力を養っていたことが容易に想像できます。
“食欲の秋”は、ヒトの遠い過去の名残りのひとつかもしれませんね。
(まえはた)
+---+
| 2 + 10月から11月の体験イベント
+---+-------------------------
1. 第12回ムラサキイモ収穫祭
日時:10/22(土) 10:00-15:00
場所:さくら緑地周辺水田 (野洲市北櫻)
問合せ:野洲市農業再生協議会 TEL:077-587-6004
http://www.city.yasu.lg.jp/doc/kankyoukeizaibu/nouseika/files/12564.pdf
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予約などについてご確認の上、各イベントにお出かけください。
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水の中にも訪れる“食欲の秋”
やたらと暑かった夏も無事過ぎ去り、朝夕すっかりと涼しくなりましたね。
巷では“食欲の秋”などと申しておりますが、それは水中生活者である魚にも
言えることなのです。ただし、この季節に魚が食欲を増すのは、恒温動物であ
るヒトの場合とはかなり異り、二つの意味があります。その一つは、彼らが厳
しい冬を乗り切るためです。冬は、魚にとって想像を超えるほど厳しい季節な
のです。今の季節に餌を十分にとれず、体内に栄養を十分蓄えることのできな
かったものは、春が訪れる前に死にゆく運命にあるのです。もう一つは、春先
に産卵する習性のあるフナ類やコイなどの雌魚の場合です。彼女たちは、良質
の卵を産むために貪欲に餌をあさるのです。こうした魚は、春先に水温が上が
ってくると餌をとる間もなく、ただちに産卵に入りますから、今のうちに体内
に卵の素である栄養分を十分に蓄えておく必要があるのです。現在、私たちは
冬でも食べ物に不自由することはめったにありませんが、遠い昔、冬はヒトに
とっても食べ物を得がたい季節だったことでしょう。食物の豊かな秋に十分そ
れらを食べ、冬を乗り切るための体力を養っていたことが容易に想像できます。
“食欲の秋”は、ヒトの遠い過去の名残りのひとつかもしれませんね。
(まえはた)
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| 2 + 10月から11月の体験イベント
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1. 第12回ムラサキイモ収穫祭
日時:10/22(土) 10:00-15:00
場所:さくら緑地周辺水田 (野洲市北櫻)
問合せ:野洲市農業再生協議会 TEL:077-587-6004
http://www.city.yasu.lg.jp/doc/kankyoukeizaibu/nouseika/files/12564.pdf
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ファブリカ村
連休の真ん中、地域ではたくさんの運動会が開催されていましたね。
以前から気になっていました「ファブリカ村」さんへ行ってきました。

近江は、昔から繊維の国。ファブリカ村の建物も北川織物さんの工場だった建物です。
ファブリカ村の北川陽子さんにもお会いすることができました。
豊田織機製の織機も現役のものが置いてあります。
昭和30年代、40年代、その織機たちは、「ガチャマン」と呼ばれたそうです。
ガチャンコと織物を織れば、万札が入ってくるからそう呼ばれたとのこと。。。
懐かしいのこぎり屋根からも、光がキラキラと入ってきて、古い建物が美しく輝きます。

喫茶コーナーや、アート作品の展示、ステージのスペース、ロシア製のペチカ(暖炉)もあり、ゆっくりとした空気が流れています。
今回は、震災にあわれた福島の応援ということで、福島や滋賀のアーティストの作品(漆器、陶器、織物、木工、絵はがき、ガラスなど)を販売し、チャリティーとしておられました。

地球交響曲ガイアシンフォニー第五番の上映会やライブなども行っておられます。
北川さんご自身は、メイド・イン・しがプロジェクトでも活動されたり、昨年琵琶湖博物館で行われた「びわこ大縁日」にも関わってくださったりと、エネルギーを感じるすてきな方でした。
短い時間でしたが、ファブリカ村のHP通り
心地よいくらしを、自分の手でつくるよろこび。
毎日をもっとキラキラ輝かせるために
ほんの少し生活に芸術を。
くらしを彩るアートをみつけに
ファブリカ村へ来てみませんか?
を感じる時間でした。
ファブリカ村
http://www.fabricamura.com/index.html
以前から気になっていました「ファブリカ村」さんへ行ってきました。
近江は、昔から繊維の国。ファブリカ村の建物も北川織物さんの工場だった建物です。
ファブリカ村の北川陽子さんにもお会いすることができました。
豊田織機製の織機も現役のものが置いてあります。
昭和30年代、40年代、その織機たちは、「ガチャマン」と呼ばれたそうです。
ガチャンコと織物を織れば、万札が入ってくるからそう呼ばれたとのこと。。。
懐かしいのこぎり屋根からも、光がキラキラと入ってきて、古い建物が美しく輝きます。
喫茶コーナーや、アート作品の展示、ステージのスペース、ロシア製のペチカ(暖炉)もあり、ゆっくりとした空気が流れています。
今回は、震災にあわれた福島の応援ということで、福島や滋賀のアーティストの作品(漆器、陶器、織物、木工、絵はがき、ガラスなど)を販売し、チャリティーとしておられました。
地球交響曲ガイアシンフォニー第五番の上映会やライブなども行っておられます。
北川さんご自身は、メイド・イン・しがプロジェクトでも活動されたり、昨年琵琶湖博物館で行われた「びわこ大縁日」にも関わってくださったりと、エネルギーを感じるすてきな方でした。
短い時間でしたが、ファブリカ村のHP通り
心地よいくらしを、自分の手でつくるよろこび。
毎日をもっとキラキラ輝かせるために
ほんの少し生活に芸術を。
くらしを彩るアートをみつけに
ファブリカ村へ来てみませんか?
を感じる時間でした。
ファブリカ村
http://www.fabricamura.com/index.html
そよかぜ∽滋賀の環境学習ニュース◇第135号◇を発行しました
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滋賀の環境学習メールマガジン(2011.10.5発行)
そ よ か ぜ 第135号
発行:琵琶湖博物館 環境学習センター
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
◆━━━┓
┃もくじ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━◆
【1】特集 秋のイベント
【2】施設で楽しむアクティビティ
【3】琵琶湖博物館のイベント
【4】もっと知りたい人へのお知らせ
【5】助成金・コンクールなど
【6】情報をお待ちしています
★☆━ 今号のミミヨリ ━☆★━━━━━━━━━━━━━━━
…‥‥…━…‥‥‥‥…━…‥‥
天高く、馬肥ゆる、今年は国際森林年!
──────────────────────────────
お彼岸が過ぎて、朝夕がめっきり涼しくなりました。博物館の周りの森で
は、幾つかの木々が色づき始めています。葉っぱを透かして見える光も、心
無しか少し優しくなってきた気がします。今年は、国連が定めた国際森林年
(the International Year of Forests)です。10月は国際森林年にちなんだ
森や木に関連したイベントを多く集めました。また、さわやかなウオーキン
グや野外活動もお楽しみ頂けるよう、情報を集めました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★
予約などご確認の上、各イベントにお出かけください。
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【1】特集 秋のイベント
【2】施設で楽しむアクティビティ
【3】琵琶湖博物館のイベント
【4】もっと知りたい人へのお知らせ
【5】助成金・コンクールなど
【6】情報をお待ちしています
★☆━ 今号のミミヨリ ━☆★━━━━━━━━━━━━━━━
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天高く、馬肥ゆる、今年は国際森林年!
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お彼岸が過ぎて、朝夕がめっきり涼しくなりました。博物館の周りの森で
は、幾つかの木々が色づき始めています。葉っぱを透かして見える光も、心
無しか少し優しくなってきた気がします。今年は、国連が定めた国際森林年
(the International Year of Forests)です。10月は国際森林年にちなんだ
森や木に関連したイベントを多く集めました。また、さわやかなウオーキン
グや野外活動もお楽しみ頂けるよう、情報を集めました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★
予約などご確認の上、各イベントにお出かけください。
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秋です
10月になり、とても涼しくなりました。
琵琶湖博物館の周辺を散歩すると、空はとても高く澄んで気持ち良く、草陰から虫の声が聞こえてきます。
博物館では、現在「湖国の鳴く虫たち-庭の小さな音楽家-」
を11/6まで、ギャラリー展示を行っています。
いつもは鳴き声はすれど、姿は見せずにいる虫たちのかわいい姿が見られますよ。

湖岸でヒガンバナが咲いています。
種では増えないので、どこから来たのか不思議です。
遠い遠い昔、大陸から日本にやって来て増えたのですから、県内のどこかかから流れて、琵琶湖をプカプカと浮かんで、やってきたとしても、おかしくはありません。

博物館の生活実験工房では、稲刈りが済み干されています。
恵みの秋ですね。
琵琶湖博物館の周辺を散歩すると、空はとても高く澄んで気持ち良く、草陰から虫の声が聞こえてきます。
博物館では、現在「湖国の鳴く虫たち-庭の小さな音楽家-」
を11/6まで、ギャラリー展示を行っています。
いつもは鳴き声はすれど、姿は見せずにいる虫たちのかわいい姿が見られますよ。
湖岸でヒガンバナが咲いています。
種では増えないので、どこから来たのか不思議です。
遠い遠い昔、大陸から日本にやって来て増えたのですから、県内のどこかかから流れて、琵琶湖をプカプカと浮かんで、やってきたとしても、おかしくはありません。
博物館の生活実験工房では、稲刈りが済み干されています。
恵みの秋ですね。
タグ :琵琶湖博物館