国際教育教材体験フェアに参加してきたよ
2012年06月27日
■□■国際教育教材体験フェアに参加
5月26日(土)、滋賀県大津市におの浜ピアザ淡海で行われた「国際教育教材体験フェア」
に参加してきました。学校の先生や学生など43人が、国際教育のワークショップを体験し
ました。(滋賀県国際協会主催、国際協力機構、関西国際センター、国際教育研究会共催)
■□■平和ってなんだろう?
最初に入った分科会は平和について考えるワークショップ。みんなで写真を見ながら、この写真の平和度合いはどれくらい?とグループで話し合いました。平和かどうかの判断は
人によって様々。みんなで話し合っているうちに平和とは何か、分からなくなってきまし
た。

■□■平和のにおいって?
次に平和を五感で表現してみようと、平和の色、形、におい、味、感触などを想像してみ
ました。「平和」は人によって違うけど、なんだか心地いいもののようだということがな
んとなく分かってきました。最後に、グループで平和の絵を描いてみました。グループに
よっては、平和を描くことそのものが平和の形を規定してしまってよくないと、絵を描か
ないグループもいました。ちょっと抽象的なワークでしたが、平和についてみんなで考え、
想像してみる時間が大切だと思いました。
■□■考えてみよう!協力のかたち~コゲロ村に協力しよう~
2つ目に入ったのは、国際協力の仕方を考えるワークショップでした。アフリカ西部のコゲ
ロ村の簡単な情報を読んで、各グループで「汚い水は病気の原因なので、井戸を掘る」「教
育が大切なので、学校の先生を派遣する」など、限られた予算内で、どんな国際協力がで
きるか考えました。

■□■住民の話を聞くと考え変わる!?
次に、コゲロ村の写真と住民の話を読んで、改めてどんな国際協力がいいのか考えました。
「深刻なのは水の問題。住民も井戸を掘るなどいろいろな試みをしたが、井戸水には塩分
が多く使えない」など、新たな住民目線の情報を得ると、全グループが協力の仕方を変更
しました。情報を読むのみと、実際の住民の話を聞くのは、全然違うということが分かり
ました。

■□■青年海外協力隊体験者の話―厳しいニジェールの子どもたちの現実―
最後に実際に、ニジェールという国に2年間派遣されていた元青年海外協力隊の小森さん
の話を聞きました。
小森さんが現地の村を巡回すると、歓迎にお水を振る舞っていただけるそうです。でも、
その水は隊員仲間ではカフェオレと呼んでいるぐらい濁っています。ニジェールの子ども
たちの中には、そんな水を何時間もかけて汲みいったり、1つ数円のお菓子を一日中売り歩
いたり、砂が舞い込む教室で勉強している子たちがいるそうです。
ニジェールの子どもたちの厳しい現実は私たちとどう関係があるのかな?そんな、小森さ
んの呼びかけに、みんな、しーんとしてしまいました。1つの地球で一緒に過ごしている私
たち、私たちの生活の仕方がニジェールの子どもたちに影響しているのかな。もっといろ
いろなことを知って、たくさんの人と一緒に考えたいと思うお話でした。
■□■みなさんも元青年海外協力隊のお話が聞けます
国際協力機構(JICA)関西国際センターでは、青年海外協力隊体験者の出前授業の派遣を
されています。是非、環境教育、国際協力両面を考えることができる出前授業をご利用く
ださい。お問い合わせは077-526-0931(上井さん)まで。
環境学習推進員 正阿彌 崇子
5月26日(土)、滋賀県大津市におの浜ピアザ淡海で行われた「国際教育教材体験フェア」
に参加してきました。学校の先生や学生など43人が、国際教育のワークショップを体験し
ました。(滋賀県国際協会主催、国際協力機構、関西国際センター、国際教育研究会共催)
■□■平和ってなんだろう?
最初に入った分科会は平和について考えるワークショップ。みんなで写真を見ながら、この写真の平和度合いはどれくらい?とグループで話し合いました。平和かどうかの判断は
人によって様々。みんなで話し合っているうちに平和とは何か、分からなくなってきまし
た。

■□■平和のにおいって?
次に平和を五感で表現してみようと、平和の色、形、におい、味、感触などを想像してみ
ました。「平和」は人によって違うけど、なんだか心地いいもののようだということがな
んとなく分かってきました。最後に、グループで平和の絵を描いてみました。グループに
よっては、平和を描くことそのものが平和の形を規定してしまってよくないと、絵を描か
ないグループもいました。ちょっと抽象的なワークでしたが、平和についてみんなで考え、
想像してみる時間が大切だと思いました。
■□■考えてみよう!協力のかたち~コゲロ村に協力しよう~
2つ目に入ったのは、国際協力の仕方を考えるワークショップでした。アフリカ西部のコゲ
ロ村の簡単な情報を読んで、各グループで「汚い水は病気の原因なので、井戸を掘る」「教
育が大切なので、学校の先生を派遣する」など、限られた予算内で、どんな国際協力がで
きるか考えました。

■□■住民の話を聞くと考え変わる!?
次に、コゲロ村の写真と住民の話を読んで、改めてどんな国際協力がいいのか考えました。
「深刻なのは水の問題。住民も井戸を掘るなどいろいろな試みをしたが、井戸水には塩分
が多く使えない」など、新たな住民目線の情報を得ると、全グループが協力の仕方を変更
しました。情報を読むのみと、実際の住民の話を聞くのは、全然違うということが分かり
ました。

■□■青年海外協力隊体験者の話―厳しいニジェールの子どもたちの現実―
最後に実際に、ニジェールという国に2年間派遣されていた元青年海外協力隊の小森さん
の話を聞きました。
小森さんが現地の村を巡回すると、歓迎にお水を振る舞っていただけるそうです。でも、
その水は隊員仲間ではカフェオレと呼んでいるぐらい濁っています。ニジェールの子ども
たちの中には、そんな水を何時間もかけて汲みいったり、1つ数円のお菓子を一日中売り歩
いたり、砂が舞い込む教室で勉強している子たちがいるそうです。
ニジェールの子どもたちの厳しい現実は私たちとどう関係があるのかな?そんな、小森さ
んの呼びかけに、みんな、しーんとしてしまいました。1つの地球で一緒に過ごしている私
たち、私たちの生活の仕方がニジェールの子どもたちに影響しているのかな。もっといろ
いろなことを知って、たくさんの人と一緒に考えたいと思うお話でした。
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されています。是非、環境教育、国際協力両面を考えることができる出前授業をご利用く
ださい。お問い合わせは077-526-0931(上井さん)まで。
環境学習推進員 正阿彌 崇子
そよかぜ第219号を発行しました
そよかぜ第218号を発行しました
そよかぜ「きまぐれ通信」2020年1月17日号を発行しました
そよかぜ第217号を発行しました
そよかぜ「きまぐれ通信」2019年11月15日号を発行しました
そよかぜ「きまぐれ通信」2019年10月18日号
そよかぜ第218号を発行しました
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Posted by BIWAちゃん at 10:25
│環境学習センター