たまてばやしのみなさん
2013年12月28日
こんにちは。琵琶湖博物館 環境学習センターのまっちゃこと池田勝です。
さて、今回は先日の淡海こどもエコクラブ活動交流会で発表してくださいました「たまてばやし」さんの活動に参加してきましたので、その報告です。
碧いびわ湖さんを中心に、幼児の子育てをしておられるお母さん方と小さな子ども達、そして地域の方々が、栗東市の竹林を再生しようと活動しておられます。
1年ほど前は、竹林が荒れ放題だったそうで、「近くにいる人の声はするけど、姿は見えない。姿が見えても竹が生い茂って近づけない」ほどの荒れ具合だったそうです。
そこを、少しずつ竹を切っていった結果。現在では広い活動場所ができ、切った竹を置いておく場や、バイオトイレ、子どもの遊び場なども作れるようになったそうです。
また、整備が進んで竹林が明るくなったため、それまで少ししか見られなかったフユイチゴがたくさんできるようになったそうです。
当日も子ども達が「イチゴ食べにいこっ!」と、みんなで収穫に行って「おいしいかったよ!」と報告してくれました。

これはまだまだ整備途中の竹林です。人が1人おられるのが分かりますか?
以前は森の全部がこのような状況だったそうです。

どんどん竹を切って、重ねて集めておられます。

整備が進んで広場ができ、冬の楽しみのたき火もできるようになりました。

子ども達も働きます。ノコギリで竹を切り、たき火用の薪にしていきます。

お母さん方が中心になって整備されているのが、これまでにない里山活動です。
お話を聞くと、意外や意外、「竹は切りやすいし、切れるとストレス解消になる。子どもが保育園に行っている間に一人でやってきて、今日はこの辺刈ろうと思って竹切っていると黙々と作業してる。終わるとほんとすっきりする!」とのこと。これまで里山活動というと、男性やシニアの方の活動が多かったのですが、竹切ったり、森が切り開かれて行くのは当然女性も楽しいのです。こんな楽しいのを男性だけの楽しみにしていてはもったいないのです。
いろんな楽しみが出てくる玉手箱が、”たまてばやし”なんですね。

竹林を提供いただいている方のご協力で、隣の畑も活動場所にしているそうで、竹林に入りづらい夏場は、畑や田んぼで作物を作り、ビオトープでザリガニ釣りを楽しもうと計画・実行しておられます。
お母さん方が慣れた手つきで、竹をザクザク切って、森を切り開いておられる姿が印象的でした。そして、子ども達も働くお母さんの様子を見ながら、ノコギリを使い、秘密基地をつくったり、自然の中で群れて遊びはつらつとしていました。
活動は今年から始まったばかりだそうで、これから竹林が変わり、そしてお母さんや子ども達、地域の方、NPOとの結びつきも発展していきそうで、期待がふくらみます。
活動については、碧いびわ湖さんがブログにしておられますので、そちらもご覧ください。
TAMATEBAYASHI たまてばやし
今年最後のブログとなりました。本年もお世話になりました。
また来年もブログで博物館のこと、環境学習のこと、自然のことなどアップしていきますので、よろしくお願いします。
さて、今回は先日の淡海こどもエコクラブ活動交流会で発表してくださいました「たまてばやし」さんの活動に参加してきましたので、その報告です。
碧いびわ湖さんを中心に、幼児の子育てをしておられるお母さん方と小さな子ども達、そして地域の方々が、栗東市の竹林を再生しようと活動しておられます。
1年ほど前は、竹林が荒れ放題だったそうで、「近くにいる人の声はするけど、姿は見えない。姿が見えても竹が生い茂って近づけない」ほどの荒れ具合だったそうです。
そこを、少しずつ竹を切っていった結果。現在では広い活動場所ができ、切った竹を置いておく場や、バイオトイレ、子どもの遊び場なども作れるようになったそうです。
また、整備が進んで竹林が明るくなったため、それまで少ししか見られなかったフユイチゴがたくさんできるようになったそうです。
当日も子ども達が「イチゴ食べにいこっ!」と、みんなで収穫に行って「おいしいかったよ!」と報告してくれました。
これはまだまだ整備途中の竹林です。人が1人おられるのが分かりますか?
以前は森の全部がこのような状況だったそうです。
どんどん竹を切って、重ねて集めておられます。
整備が進んで広場ができ、冬の楽しみのたき火もできるようになりました。
子ども達も働きます。ノコギリで竹を切り、たき火用の薪にしていきます。
お母さん方が中心になって整備されているのが、これまでにない里山活動です。
お話を聞くと、意外や意外、「竹は切りやすいし、切れるとストレス解消になる。子どもが保育園に行っている間に一人でやってきて、今日はこの辺刈ろうと思って竹切っていると黙々と作業してる。終わるとほんとすっきりする!」とのこと。これまで里山活動というと、男性やシニアの方の活動が多かったのですが、竹切ったり、森が切り開かれて行くのは当然女性も楽しいのです。こんな楽しいのを男性だけの楽しみにしていてはもったいないのです。
いろんな楽しみが出てくる玉手箱が、”たまてばやし”なんですね。
竹林を提供いただいている方のご協力で、隣の畑も活動場所にしているそうで、竹林に入りづらい夏場は、畑や田んぼで作物を作り、ビオトープでザリガニ釣りを楽しもうと計画・実行しておられます。
お母さん方が慣れた手つきで、竹をザクザク切って、森を切り開いておられる姿が印象的でした。そして、子ども達も働くお母さんの様子を見ながら、ノコギリを使い、秘密基地をつくったり、自然の中で群れて遊びはつらつとしていました。
活動は今年から始まったばかりだそうで、これから竹林が変わり、そしてお母さんや子ども達、地域の方、NPOとの結びつきも発展していきそうで、期待がふくらみます。
活動については、碧いびわ湖さんがブログにしておられますので、そちらもご覧ください。
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また来年もブログで博物館のこと、環境学習のこと、自然のことなどアップしていきますので、よろしくお願いします。
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そよかぜ「きまぐれ通信」2020年1月17日号を発行しました
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Posted by BIWAちゃん at 09:47
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